| Vol 24 |
お花屋さんのためのネットショップ開設講座 4
■ 1回目
http://www2.neweb.ne.jp/wd/fcons/BACKNO21.htm
その1「モチベーション」
その2「宝の持ち腐れ」
その3「ホームページ作りの道具」
その4「真っ白い気持ちで始めましょう。」
その5「ランニングコスト」
■ 2回目
http://www2.neweb.ne.jp/wd/fcons/BACKNO22.htm
その6「ターゲット」
その7「実店舗の来客数とアクセスカウントの関係」
その8「ああ勘違い」
その9「見方によっては全く違う顔」
■ 3回目
http://www2.neweb.ne.jp/wd/fcons/BACKNO23.htm
その10「買ってもらうために」
その11「お勘定*決済機能です」
■ 今回
その12「コンテンツ」
その13「継続」
その14「アクセスアップで分母を増やす」
◆ 花屋さんのためのネットショップ開設講座 その12「コンテンツ」
ネットで花を売るために最低限必要なコンテンツは「オーダーフォーム」「取引条件説明ページ」「商品サンプル」の3つです。
つまりお客さんがお買物をするための環境が最低限の条件で揃ったということです。しかし、これだけでは買ってはくれません。間違いなく買いません。
なぜかわかりますか……?
簡単ですね。
無機質なんです。
人の気配がしないんですね。
当然ですがコンピューターから花を買うわけではありません。
あくまでもインターネットは情報伝達の道具です。
人と人とのつながりが無くては花は売れません。また買ってくれません。
人の存在が感じ取れない無機質なサイトは閑古鳥が鳴くことに必ずなります。
つまり、なんでもそうなんですが商品を買うまでにお客さんは色々な情報を集めます。その結果、買うか買わないかの判断を下すということですね。みなさんもお客さんの立場になったとき、必ずその商品の情報を集めるでしょ。その過程で機械を相手にして物は買いたくありませんよね。
なぜ情報を集めるのでしょう…・・?
それは不安だからです。
その不安を解消して購買に至るアクションへ移りたいからです。
つまり自分の判断が正しいという正当性を明確にしたいからです。
ですから、その不安を解消すれば物は売れるようになります。
そして買ってくれます。
これが物を売ることを目的としたサイト構築のキーワードです。
店主の自慢話聞きたいですか?
一方的な店側の言い分を聞き入れますか?
ご自分がネットで物を買うときの場面を想像してみてください。
何が不安なのか?また、何が不満なのか?
そして何に対して疑問を持つのかが必ず見えてきます。
偶にこんな声を同業者から聞きます。
また私自身もふっと漏らすときがあります。……(反省)
「全くよ。客は何も判ってない。」とね。
この言い分は売る側の全く勝手な言い分ですね。
お客様は知らなくて当然です。知らないから無理難題を言うのです。
また、とんでもなく頓珍漢な質問もしてきます。
その時、「全くよ!」と思う店主は業界色に染まった人だと思って下さいね。
うっかりしていると"私の店はお客様不在ですよ"、という注意信号を看板に灯したことになり要注意です。
さて、そこで賢明なあなたならどうしますか?
教えてあげれば良いのですね。簡単ですよつまりあなたの持っている情報を発信するということです。日々このスタイルで商売をやっていたならば、そのうち教える事が無くなります。そしたら頓珍漢な質問や無理難題な注文をするお客さんは居なくなります。
後はほっといてもお客さんが気を使ってくれて解釈してくれます。そして今度はお客さんが売れ筋を教えてくれます。「あの商品が欲しいから揃えてね。」という具合です。
■花屋さんの為のネットショップ開設講座 その13「継続」
ここまでくれば、後は継続しかありません。
また、この段階まで来ると、スタート時点のあなたと今のあなたでは格段の差で知識は豊富になり、スキルアップも確実にされています。
あとは、あなたの感性を発揮されて維持継続して素晴らしいサイト構築に励んでください。
一年後、ネットショップを開設して本当に良かったときっと思うはずです。
■花屋さんの為のネットショップ開設講座
その14「アクセスアップで分母を増やす」
今回の講座もこれで最後の章になりました。
最後はサイト運営者にとっては一番の関心ごとアクセスアップです。
つまり来店者数を増やすと言うことです。
もちろん、アクセスが来店者数と同意語として扱うかは定かではありませんが、とにかくあなたのサイトを見てくれる人の数を増やすということです。
■アクセスアップの条件
1サイトの更新を怠らない。
2お客の望む情報公開を惜しみなくやる。
3商品の向上を怠らない。
4サイト運営者の顔を見せる。
5検索エンジン登録
■もう一つはアクセスアップに重点を置いたプロモーションです。
1メールマガジン
2アフリエイト
3検索エンジン対策SEO(上位表示対策)
これにつきまして機会があればマガジンで書きますね。
しかし、サイト充実なくしてアクセスアップは徒労に終わります。
それよりも将来の優れたサイト構築を目指した方が、私は成功の早道だと思っています。それから最後にホームページ制作にお金をかけたからって繁盛するとは限りません。情報の量と売上は比例すると思ってください。情報の質と云いかえる事も出来ます。
◆編集後記
4回にわたって"花屋さんのためのネットショップ開設講座"を書いてきました。
出来るだけ初心者の方にわかるように書いたつもりですが、その意味においては残念ですが不完全さが残る連載でした。事細かく書くと専門的になり、簡単に書こうとすれば伝わらないというジレンマに正直、襲われました。
これも自身の力不足を痛感した次第です。
乱筆、乱文の文章を読んでくれた読者の方々には感謝申し上げます。
◆花屋の本音トーク
敬老の日、中秋の名月、お彼岸と秋を感じさせるイベントが終わりました。もちろん彼岸は26日の明けまで続きますが、こと花を売るという花屋の仕事はお中日でピークを迎えます。このメールが届く24日には祭りの後の静けさという風になっていると思います。
ここ数年来、日本の経済は過去に経験の無いデフレスパイラルという状況で物を売るという事が非常に厳しい状態です。花市場より仕入れてきた商品を並べれば、それなりに売れたとする過去の売り場と確実に違います。
また他に見ない付加価値をつけて販売するということも当たり前になって新鮮味は感じられません。
従来の品質向上という商品自体そのものに付加価値をつけて売るという手法では消費者は満足しなくなりました。より便利により美しくより安くというスローガンで企業は販売を仕掛けていますが、この手法も限界が見えています。
やればやるほどコストが利益を圧迫して自らの首をしめるという状態です。
存続という後ろ向きな目的の為にノーガードで打ち合っているように私には見えます。
本当に消費者は企業の仕掛けるこれらのグレードを求めているのでしょうか?ものの氾濫した時代を経験した消費者の目は肥えています。つまり良し悪しを振り分ける能力は確かに向上しています。また、一方ではいくら品質向上した商品でもすぐに飽きてしまうということも知っています。
この辺に新たな商売の姿というキーワードが隠されているようです。
そこで、いつまでも嘆いて居る訳にはいきません。
自分の持っている資源をフル活用して新たな時代へと対応する為に4回に渡ってネットショップ開設講座を書かせて頂きました。
ここ1〜2年のインターネットインフラは驚異的なスピードで進化しており、ネットを使った物販も増加しているのが現状です。益々参入障壁は低くなっています。
また、あらゆる広告媒体でインターネット関連の広告を目にしない時間はないといっていいほど、世の中にはインターネット関連商品が氾濫しています。
情報という生き物をどう掴むか、また如何にして発信していくかが、既存の殻から抜けきれない花業界、一般小売業といわれる花店の店主へ問われようとしています。更なる奮起が期待されます。
|
|