仕入に行く時間がもったいない・人手が足りない…。
ブライダルの花材を失敗無くそろえたい…。
花が大好きなあなたなら、自分の目で見て自分で選んで仕入れたいところ。でも、プロに任せたほうがよい場合もあります。特に花をビジネスとしてきちんと捕らえている方は、その重要性をきちんと認識しましょう。
メルマガで散々繰り返し述べられている通りですね。
ここで繰り返す必要もありません。
と、約半年ぶりなことを置いといて前置きが長いのはいつものことですが、応用編「仲卸に注文してみましょう」4回完結。2回目以降はあくまで予定。
基本編
前置き
簡単なフロー
成功する注文書の書き方
客注・ブライダル編
簡単なフロー
発注日はいつなら安心?
困っちゃう欠品
代品を立てるということ
コツ
安く仕入れる
こまったちゃん
クレームをつける
誉める・感謝する
仲卸としての言い分
仕入を外注するということ
アウトソーシングの是非等々…
ということで、基本編。
基本的な手順
1)特定の仲卸で毎表日(もしくは行く度に)何かしら買う。そして、特定の店員さん(できるだけ偉そうな人)に話し掛け、仲良くなる。(遠方の方は2から始めましょう)
2)注文する10日前程度に注文したい旨話して(電話して)みる。このとき、支払い方法と受け取り方法について、必ず確認しておく。
3)言われた通りのフォーマットと期日を守って注文する。
(FAXが主流ですね)
4)取りに行くOR配達してもらう。
5)必ず直に検品し、クレームがあれば当日中に連絡する。
6)次回仲卸に行った時は、お礼の言葉と次回の要望を伝える。
注文書の書き方
仲卸でフォーマットのようなものを持っているはずです。
それに従って記入すればOK.
注意して欲しいことをいくつか挙げます。
○ロット
菊類、バラ、かすみ、ガーベラ、等々、
殆どの花が10本単位で結束されています。
そして、その単位での取引が仲卸では基本とされています。
代表的な例外をあげておきます。
カーネーション 25本
(輸入のカーネは20本)
スイトピー 50本
これは絶対覚えてください。
最近のカーネーションは10本単位もありますが、
特殊な品種のみで、一般的ではありません。
スイトピー10本と注文されると、
やはりげっそりしてしまいます…。
オリエンタル系ユリ 5本
等級の低い安い物は10本単位だったり、
産地によっては、すべて10本単位だったりします。
ブバリア 25本
レザーファン 20本
アイビー 25本
アスパラペラ 25本
…葉物はまちまちですねぇ…
仲卸によっては、ロベは50枚単位じゃなきゃだめだったり、
10枚でも売ってくれたり、いろいろです。
ワイヤープランツ10本と頼んだら、
何にも言われずに25本入ってた!(1ロット25本が普通)
という事態は、よくあることかもしれません。
予算が限られている場合、笑い事ではすみませんね。
ミスカンサスベアグラス等
バーゼリア類
等は束単位です。
枝モノは大きさ等によってまちまちです。
個別に相談した方がよいでしょう。
日ごろ仲卸の店舗でロットに気をつけて見てみましょう。
○品種名だけで注文するなー!
ティアラ10本
パープルレイン50本
という注文
ティアラは、ユリなのかガーベラなのかSPバラなのか?
パープルレインは、ガーベラなのかバラなのか?
こういった例は非常に多くあります。
どんなものでも他に同じ名前の違う花があることを考えて、
ユリ ティアラ 10本
ガーベラ パープルレイン 50本
と、注文しましょう。
何度かトラブルがあったのが、
スカビオサの「オクロウレルカ」葉物の「オクラレルカ」の取り違いです。
「オクロレルカ」なんて注文がくると、
どうしたらよいのか連絡がつかなければ分かりません。
付け加えて、品目・品種・(等級)・本数・備考と、
項目毎に上のようにそろえて書きましょう。
受注ミスを招くような読みにくい注文書は、最終的に自分の首をしめます。
また、ファックス注文した場合は、確認の電話をいれると良いです。
親戚のところに注文書が届いていたー!とか、隣の仲卸におくっちゃったー!
ファックス壊れてたー!等々、ありがちです。
○何を重要視するのか
「オレンジのバラ30本」という注文にしても、
ブランド産地秀2Lのものだとかなり高いですが、
量産を目的とした産地の良Mであれば、非常に安くなります。
また、オレンジのバラといっても、パレオなのかトロピカルアマゾンなのか、
品種も考慮するべきか、濃くても薄くてもオレンジなら何でもよいのか。
注文で確実に押さえたほうが良いのか相対でいいのか、はたまたセリか。
「オレンジのバラ」という注文に対して、
引当られる答えは何十、何百通り、いや、それ以上…あるわけです。
振り返って、仲卸では多種多様なお客様の注文を受けるわけですが、それをまとめてなるべく箱単位で注文がはけるように組み合わせるわけです。端数が出ると嬉しくないというのは説明済みですね。
そこで、「どこどこのテレサ良S80円で10本」と細かく指定されると、残り40本が他の注文と組み合わせにくくなります。つまり、あまり嬉くないんです。ケース単位ならOKですが、10本単位でこれをやると疎まれること確実です。
細かい指定は仕入の際の選択肢を狭めます。
本当はシャネルでもレーザーでも濃Pなら何でもよいなら、仕入の選択肢が広がり、指値や等級の指定に応えやすくなります。
「何を一番重要視して仕入れて欲しいのか」が明確な注文書を目指しましょう。値段か等級か品種か確実性か。(どれも全部なんですけど…)
仕入易いよう、自分の要望を上手に伝えることで、
仲卸のプロの仕事を引き出してあげましょう。
そこから得られるメリットの方が無理を通すよりはるかに大きいのです。
はい、次回はいつになるか分かりませんが「客注・ブライダル編」です。
*最近スイトピーやチューリップが怪しくなってきました。SPストックは注文品になります。 端境期の仕入は本当に注意してください。お店の信用を落とさないように!
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