花大好きどっとこむ花レポーター募集 第三弾



ニュージーランドHana事情
提供 「HanaClub NZ」
http://www.hanaclub.co.nz/

地球の反対側ニュージーランド、オークランドからレポートします。
四季が北半球と逆のため、ニュージーランドでは皆さんの予想以上の花が栽培、輸出されてます。ニュージーランド産のシンビジウム、サンダーソニア等ご覧になった方も多いでしょう。四季おりおりのニュージーランドらしいデザイン、イベント、フローリストとしてまたフローリストインターンシップの講師として体験を紹介します。




第5回 「Florist for sale」 2003/4/18


 


 うちの近所のお花屋さんをやっていたデビーが、ビジネスを売った。3月末、最後のUnited Airlineでボーイフレンドの住むフロリダへ飛び立って行った。また私の大切の友達が一人減ってしまい悲しい。デビーは開店当時からHanaClub NZの生徒さん達を受け入れてくれて、とても世話になった。
 
ここニュージーランドでは、ビジネスがとても簡単の売買される。新聞広告の経済面をみれば、レストラン、花やから清掃会社までいろいろなビジネスが取引されている。私がニュージーランドで花屋を始めた頃、このビジネスを売るという事がなかなか理解できなかった。ビジネスを買っても、店舗は別に持ち主がおり、家賃は払う訳である。


ではデビーが売ったPerfume Gardenに何が含まれるのか?まず店の名前。過去2年間にデビーは広告もだし、彼女のファンキーでカラフルな花束は地元では人気だったし、ブライダルもよくやっていた。つまりName Valueがあるということ。それは顧客も引き継ぐという意味だ。だたし、美容室やフローリストはスタッフに客がつく場合が多いから、必ずしも引き続き商売繁盛という訳にはいかない。


あとは、店の備品、在庫一切、花市場のセリの権利、顧客リストである。買った人は明日からでも商売が始められる。デビーは新しいオーナーに2週間ノウハウを教えていた。新オーナーはフラワーデザインをやったこともなければ、フローリストはまったく初めてである。


オークランドでフローリストの価格はNZ8万ドル(520万円)から2万ドル(130万円)ぐらいまでと様様だ。日本円で2,300万もあれば花屋が開ける。価格の決め手は売上額とか、場所、顧客の多さで決まる。もちろん値段を交渉することも可能だ。こちらの人たちは比較的短期でビジネスを売る。総じて一番儲かっている時に売るようだ。これには税金対策もからんでいるらしい。


もちろん傾きかけた店を誰も買わない。自分がフローリストを買って、売る時に買った値段よりも高く売れればその分儲かることになる。平均3−4年でオーナーが変るようだ。 10年前から、オークランド市内のフローリストへ生徒さんを送り込んでいるが、当時のフローリストは数件しか残っていない。それでも老舗といわれるフローリストは代代続いているようである。その中のひとつオルガの店の研修中の生徒さんをのぞきに行く。




写真はなんと葬儀用のアレンジメント。
日本のに比べるととても華やかである。




第1回 「ニュージーランド、オークランドから・・・・・。」
第2回 「プロテアガーデン」
第3回 「バレンタインカウントダウン」
第4回 「ワイナリーのウェディング」
第6回 「「母の日」の花は?
第7回 「Flower Delivery
第8回 「8年後の出会い
第9回 「キッチンブーケ
第10回 「Ellerslie Flower Show
第11回 「スモークツリー
第12回 「私のプロテアその後
第13回 「Looks alive
第14回 「Kiwiから見た浜名湖花博



プロフィール
平野智子 HanaClub NZ主幹
2001年1月、自らの芸術理念と方針に基づきHanaClub NZ を創立する。 日本とニュージーランドのフラワーデザインの違いを踏まえ、フローリストイ ンターンシッププログラムを開始する。同時に催しの生け込み、ブライダル装花など幅広く手がける。
従来のフローリストとしてではなく、生活に密着した花のある暮らしを提唱 している。
URL http://www.hanaclub.co.nz/

お便りはこちら
 hanaclub@xtra.co.nz
Copyright (C) 2002 [HanaClub NZ]All Rights Reserved

HOME