花大好きどっとこむ花レポーター募集 第三弾



ニュージーランドHana事情
提供 「HanaClub NZ」
http://www.hanaclub.co.nz/

地球の反対側ニュージーランド、オークランドからレポートします。
四季が北半球と逆のため、ニュージーランドでは皆さんの予想以上の花が栽培、輸出されてます。ニュージーランド産のシンビジウム、サンダーソニア等ご覧になった方も多いでしょう。四季おりおりのニュージーランドらしいデザイン、イベント、フローリストとしてまたフローリストインターンシップの講師として体験を紹介します。




第7回 「Flower Delivery 2003/7/1


 


ニュージーランドのフローリストは基本的に自分の店では配達しない。
それはフローリスト専用の配達業者があり、頼むほうがはるかに安くつくからだ。


契約を結んでおくと、一日数回、たとえば9時、11時、2時、4時に取りに来てくれその日のうちに配達される。各地域のフローリストから集荷された商品は配送センターに集められ、配達する地域ごとにまとめられる。イベント、葬儀などは、同じ時間、場所に多くの花が集中するので、まとめて持って行ったほうが合理的である。受け取る側も何人もの花屋に配達人に煩わされずに済む。配達用チケットは大体50冊単位で、花宅配業者から買い、一枚づつ配達する花束、アレンジメントに貼り付けておく。日本の宅急便のように花束を頑丈な箱に入れる必要もない。


フローリストの研修の行った生徒さんからも良く聞くことであるが、お店にあまりお客さんがこない。時には一日10人以下ということもある。その割には注文の花束作りで忙しいという。なぜなら、電話による配達の注文が多いからだ。電話あるいはメールで注文し、クレジットカードで払うというのが一般的だ。有名店になるとクレジットカード番号を含めた顧客のデータがあり、名前を言っただけで配達が可能である。“ハーイ、 ジョンだけど今日はワイフの誕生日だからいつもぐらいのを、彼女の職場に届けておいて。”という具合である。


基本的にクレジットカードの手数料を取らないことも、カードでの買い物を助長していると思う。オークランド市内では、花配達専門の宅配業者が2社ある。ではその2社が成り立つほど花の配達があるのかと疑問に思われるであろう。実はニュージーランドでは普段から花を贈るのが盛んなので、結構繁盛している。特に男の人は、奥さんの誕生日、結婚記念日、バレンタインディに花を贈り忘れると1週間ぐらい口をきいてもらえないそうである。結婚しても、事あるごとに”I love you, Honey”と言い、愛情を花に託して贈るわけである。



小さい花屋だと、花のセリに行かず、Wholesaler(卸屋)にファックスで注文して宅配で届けてもらうところも多い。こうなると商売用の車はいらず、なかには店までバスで来るフローリストもいる。

このシステム、日本のお花屋さんでも取り入れてはどうだろう。配達要員を雇わなくて済むのでは?

Vox入り花束。

ダンボールでできていて、なかには水を入れる。お見舞い用等に便利なヒット商品。

 




第1回 「ニュージーランド、オークランドから・・・・・。」
第2回 「プロテアガーデン」
第3回 「バレンタインカウントダウン」
第4回 「ワイナリーのウェディング」
第5回 「Florist for sale」
第6回 「「母の日」の花は?
第8回 「8年後の出会い
第9回 「キッチンブーケ
第10回 「Ellerslie Flower Show
第11回 「スモークツリー
第12回 「私のプロテアその後
第13回 「Looks alive
第14回 「Kiwiから見た浜名湖花博



プロフィール
平野智子 HanaClub NZ主幹
2001年1月、自らの芸術理念と方針に基づきHanaClub NZ を創立する。 日本とニュージーランドのフラワーデザインの違いを踏まえ、フローリストイ ンターンシッププログラムを開始する。同時に催しの生け込み、ブライダル装花など幅広く手がける。
従来のフローリストとしてではなく、生活に密着した花のある暮らしを提唱 している。
URL http://www.hanaclub.co.nz/

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