”やりがい”を感じなくなってしまった理由・・・。
それは、どこかでHさんに甘えていたことからです。
正社員の事務という正規の仕事をもっていた私は、多くの場面でHさんに頼らなければならない状況でした。
しかし、営業活動、デザイン考案や仕入れ、クレーム処理など、それがいつしか、全てHさんの仕事で、私は制作のお手伝いである、という気持ちに変わってしまっていたのです。ですから、仕事のお話をいただいた、ということを伝えられても、本を片っ端から開きデザインを考える、などということをしていなかったのです。
Hさんや仕事をくださった方々に、とても失礼だと思っています。その時には一生懸命しているつもりでした。もちろん、制作しているときに手を抜いたことなどありません。しかし、花材選びやデザイン考案などから仕事は始まっているのです。言い訳をすれば、デザインを二人で同時に考える、ということは困難だと思いました。それぞれ好みや感性が異なる為、最終的には、主であるHさんの意見を聞こう、という思いがありました。
自分自身に責任が無い、とどこかで思ってしまっていたことが一生懸命に取り組むという姿勢につながらず、長い間やりたいと思っていた花の仕事のはずなのに、面白み、楽しさ、やりがいを感じなくなりつつありました。
Hさんに申し訳なかった、という気持ちを持つと同時に、私は、自分自身でデザインしたものを制作したかったのだ、という思いにも気づきました。Hさんに、正直にその時の気持ちを伝え、これからは花留学に向けて計画を立てていこうと思っている、ということも話しました。花留学がひとり立ちするために必ず必要、というわけではないと思いますが、今まで頼っていた分、何かを1人でやってみたい、という気持ちがあり、花留学という夢になりました。
それからすぐに、地方都市へ引越し、という状況になりました。これは予想していなかった出来事でしたので、あまりにも突然でバタバタしていた為、”右も左も分からない土地で、お花の仕事どうしよう・・・”という不安な思いが出てきたのは、引越しが終わり、少し落ち着いてからのことでした。
今思えば、結果としてHさんとは離れ離れになり、1人で頑張っていかなければいけない状況になるようになっていたのかも、という気持ちもあります。
花の仕事はやりたい、という気持ちは強くありました。実家からは程遠い、新しい土地で、仕入れ先探しから始めました。知り合いもいない為、情報はありません。地図と電話帳を助手席に乗せ、花屋や雑貨屋などを回り、また帰宅してからはネットで仕入れ先を検索する、というような日々が続きました。
並行して、1人になったことをきっかけに、屋号を付け、名刺やパンフレット作成などをしました。この半年、本当に試行錯誤です。”花の仕事をやりたいのなら、大きな花屋に入らないと・・・””フリーのフラワーデザイナーはたくさんいるから無理よ”などと初対面で言われたことも多々あります。
しかし、そのようなことを言われても、何故だか気弱になってしまうことはありませんでした。今は、大きな仕事をして有名になりたい、という気持ちよりも、小さな仕事で良いから、一つ一つ自分自身の手で大事にやっていきたい、という気持ちが強いからでしょうか・・・。
引越し後、この半年とても悩みました。皆さんにお花のお仕事のことをお伝えすることが出来なかった為、どんなレポートを書いてよいか分からなかったのです。現場の状態を少しでもお伝えできれば、という思いで始めたレポート。それが、引越しをきっかけに、一から出直しになり、悩みながら進んできました。
私がこうしてレポートをするには、現段階ではまだ力不足である、と再認識するような出来事もありました。現状を私なりに考え、私なりの結果を出しました。今回でレポートを終了する、ということです。
半年経った今、契約店も一店出来ました。本当に少しずつですが、前進してきてはいます。しかし、花留学という夢もまだ持っていますし、これから仕事をいただく為にしなくてはいけないことも多々あります。努力しなければならないところがたくさんある私が、多くの方々へ向けてレポートを書くことなんて出来ない、と思いました。
花大好きどっとこむさん、という素晴らしい場で、多くの立派なレポーターの方々と一緒に私のレポートを掲載して頂いたことは、とても良い経験になりました。花大好きどっとこむさんには、とても感謝しています。ありがとうございました。そして、私のレポートを読んでくださった方、またメールをくださった方にもとても感謝しています。
ありがとうございました。
これからも試行錯誤しながら、少しずつ進んでいきたいと思います。
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