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■ 情報をさばくって?
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ビジネスを始めた90%以上が5年以内に事業を閉めるか、運転資金の金策に走り回る事が社長の仕事なる。もちろん、誰しも、まさか自分がこの90%の仲間入りするとは夢にも思わない。当然、失敗など考えては事業を立ち上げるはずもなく、ところが現実は意に反して90%近くの事業がこの仲間入りを果たす。
なぜ、そうなるのか?理由の一つに企業家としてのマネジメント教育を受けていないからではないだろうか。つまり、お金の管理から人の管理、そして業務フローの設計というような理論的且つ実践の総合的応用に理解が足りないからではないだろうか。
特に花屋という商売はどんぶり勘定の最たる職種であったためであろうか、そういった能力を必要とされていなかったことは否めない。花の知識と如何に安く買うかということに専念しさえすれば事足りた。威勢と虚勢でごまかしも出来た。また時代もそれをバックアップしてきた。
花市場で威勢良くセリで花を競り落とすことがステータスでもあった。ところが、現在のようにデジタルが進むとセリ環境で花を仕入れることが非効率で非ステータスとなってくる。「いつまで眠い目をこすって渋滞の中、花市場へ行っているのか?」というその行為自体を無駄となる時代は必ずやってくることは簡単に予測できることである。
実際に大型市場のデジタルでの情報間取引高は総出来高の50%は遥かに超えている。セリ環境も残品処理的な様相を呈し、そんな取引環境へノコノコと出かけているようじゃ、「残り物福来れ」という他力本願的な要素は大である。
実際に市場側のデジタル担当者の相場感覚は職人気質旺盛で昔かたぎの花商や流通関係者には理解が出来ない。また、なんであんな相場でデジタル取引が成立するのかという疑問視する声もよく聞く話だが、買う方もデジタル感覚のバイヤーなのだからといえば理解がつく。
口の悪い業界人に言わせれば、「花の目利きの出来ない同士の取引」となる。つまり、それで良いのか悪いのかは棚上げして言わせていただくが同一の波長を持ったもの同士のデジタル取引であるという時代の主流がここにある。そういった環境の中、なぜ取り出来高が伸びるのかという疑問は当然湧いてくるが、理由は簡単「便利とスピード」である。
だからビジネスとはこういった時代の変化をいち早く察知してそれを誰よりも早く取り入れるというスピードが要求される。井戸端会議で、あれが良い、悪いだと論じている間に時間は進む。そして、ひとつの環境がマイナーからメジャーになっていく。メジャーになってから慌てて追いかけても、そこにはもう望む利益のかけらもない。
生産者が生産物のデジタル情報を市場へ伝える。市場は全国の生産者情報を一元化したいと望む。当然である。情報を先取りできれば、競合他社のだれよりも先んじて販売できるチャンスを手に入れられる。これもスピードである。また、生産者にしても情報を提供することで優位に販売環境へ自分の荷物を公開できる。そして多くの人々に認知させることが利益へと繋がる。
ダイレクトモデルで有名なデルコンピューターのマイケル・デルはこう言っている。「情報が在庫をなくす。」「在庫は敵である。」
また先進的な小売商は先物的情報で先の販売戦略も立案できる。ともかく時代はメディア化と情報戦略のノウハウを持ったものが勝利者となる。「人がこう言った。あそこではこういった取り組みを行っている。」というような週刊誌的かつ野次馬根性的なトレンディ情報は大した情報ではないと私は思っている。ビジネス情報とは真実の数値のすりあわせをいち早く知るかというデータ分析解析能力である。
しかし、花屋の世界はこのようなシステムが確立されていない。確かに町の小売商にここまでの情報分析と解析が必要かという反論もあろうかと思う。具体的情報のさばき方は、何も数字だけではない。顧客情報というデジタル管理できるものもある。
実際に店先でいちいち来店する顧客から情報を取得することは軟ではないことは皆さんご存知だと思う。これはアナログで情報を得ようとするから大変なわけであって、これをデジタルというネット環境で取得すれば簡単に出来てしまうし、今まで想像もしなかった商圏が手にすることが出来ることを知るべきである。
過去の経験と現在の規模の中で志向するから、すべてが行き止まりの志向になってしまう。常々言っているように、今までやって来たことがすべてではないはずだということだ。新しいことをすれば、またそこに新しい環境が生まれるという自然の法則があることを自覚すれば、きっと今までにない販路は広がりビジネスの面白さ実感できる。
まずはあなた自身で出来ることから始めれば、きっと風を起こすことが出来る。ただ、ここで注意したいのは目先に事実にとらわれないことである。理想と現実の狭間はどこにでもある。その狭間を細かく分析しても結果の後追いを行っているだけで、何事も前へは進まない。
今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。
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■ 編集後記
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三寒四温で春がやってきた。
桜のつぼみも膨らんできた。
また、ところどころで薄ピンク色の花びらが見える枝もある。
桜は一年に一回規則正しく満開を迎え散っていく。
樹の寿命ある限りその繰り返しで私たちに
その美しさで力を与えてくれる。
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■ 無手勝流師範 (勝手気まま!)
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小が大を飲み込む。
ライブドアとフジテレビ。
傍観者としてゲーム感覚でこの様子を見ていると中々面白い。
LBO(レバレッジド・バイ・アウト)
買収する側の資産を担保に資金を調達する。
他人のフンドシで勝負する。
ここれをやられる方はたまんないけど面白いですね。
額に汗して、コツコツと小金を貯めて、欲しいものを手に入れるという
教育を私たちは長い間受けてきた。そこへ信用を担保として
月賦(クレジット)という言葉が出てくる。
この取引は現金の無いものにとっては画期的なシステムであった。
当時は月賦を使うというのは貧乏人の代名詞であったように記憶している。
だからマイナーなイメージはどうしても払拭できないでいたが、
今では、当たり前のように誰しもクレジットカードは持っている。
また、この取引も抵抗無く生活の中に取り入れている。
ちょっと古い例えで申し訳ないが、これで大きくなったのが丸井である。
そして丸井は若者の間にキャッシングという言葉をはやらせる。
物ではなくお金を売るという新しい金融商品でステップアップする。
まま、キャッシュで買ったという言葉でステータスを表すことも
あるが、実際は上手くお金を運営するという意味から持つ者も多い。
マイレージに代表されるように、商品を購入するごとにポイントが
貯まり、今ではクレジットカードを使うことによって、便利とオマケで
様々な特典が用意されていて利用価値は高くなっている。
インターネットショッピングではクレジットカードは欠かせない。
時代はどんどんと進む。
新しいシステムを生み、そして取り入れながら時代の価値観を
判断しながらノーマルになる。しかし、新しい物への欲求を持ちながらも
人は絶えず警戒心を同時に進行させる。
警戒心の強い人ほど時代についていけない。
その警戒心の本質は倫理と道徳というモラルである。
一歩を踏み出せないでいる人は考えて欲しい。
この倫理と道徳というものを。
これは時代と共に変化するものであるという事実を知れば
分かることである。
ライブドアは時代の法則で攻める。
フジテレビはモラルという人情で守る。
この勝負どちらが勝つか?
傍観者としては面白い。
ただ、それだけである。
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