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Vol 161  2006/2/21 配信済

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■  お花屋さんのお勉強
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2月の初旬、東京の表参道に“表参道ヒルズ”がオープンしました。
ご存知の方も多いと思いますが、この表参道ヒルズは古くなった表参道名物の
同潤会アパートを取り壊した後の商業施設です。
デベロッパーは六本木ヒルズを手がけた“森ビル”です。
もちろん森ビルのプロジェクトを紹介するつもりはありませんが、
詳細はhttp://www.mori.co.jp/projects/omotesando/で見てください。

そこで今週のメルマガは、大型商業施設オープンに関連して
お花屋さんのお勉強です。大型商業施設には沢山のテナントが入ります。
オープン時には、テナントさんへお祝いのお花が届きます。

つまらない演出のフラワーショーにお出かけになって情報収集するよりも
お仲間の同業者たちが運んでくる様々な作品(商品)を見比べるという方が
どれほど勉強にわからないという過激な提案です。

多くの作品がどれもこれも力作で、こんな生きた教材はないと思います。
季節の花材はもちろんの事、見たこともないような珍しい花も見かけます。
中には、何をどう勘違いしたのかと思わせるような、ひどい作品もありますが、
それはそれでオマケの余興ぐらいに思ってデジカメ片手に出かけて見られては・・・・。
スキルアップにお勧めです。


私仕事で申し訳ないのですが、随分昔のことで、横浜のランドマークタワーが
オープンした時に、出会った花は今でも私の記憶に強く残っています。

その作品とは、真紅の大輪バラだけの開店祝いのスタンド花です。
シンプルなのですが、豪華でインパクトがあり際立った力量感で
素晴らしい作品でした。

また、バラと同色の大きなリボンもバランスが良く、そのスタンド花には、
石原プロモーション“舘ひろし”と記された祝札がありました。
きっと贈り主のイメージを思うデザインなのでしょう。
なるほどだと思った記憶があります。

それからプロ的視点の評価になるかと思いますが、バラの品質が素晴らしく、
中々お目にかかれない素晴らしいバラでした。このようなシンプル仕立ての作品は
一つ間違えれば、全く逆の効果でダサくなる恐れもありますが、
この作品に関していえば、バラ一本一本に力が見事に全体のバランスを 
崩さず見事と云う感じです。

作者がどなたかは存じませんが、他の花材を使用しても、
きっと素晴らしい作品を作るのだろうという感想です。

こういった出会いが期待できる大型商業施設のオープンは花屋にとって
生きた教材の宝庫ではないでしょうか・・・・・・・。

全国には大小の開発プロジェクトがあるようですから、その町の
プロジェクトを調べてお出かけになっては・・・・。

東京は三井不動産の手がけるプロジェクト(東京ミッドタウン)が次に控えています。
六本木ヒルズから直線距離で700〜800メートルほどでしょうか?
旧防衛庁後の広大な敷地です
http://www.tokyo-midtown.com/



今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。





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■ 編集後記
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業界筋が行なう展示会もそれはそれで意味のあるものだと
思うが、売り手側の業界意識の執着をみると思う方向へは進んでくれない。
つまり、業界意識旺盛な思考は花屋最前線の場では益々意味が薄くなる。

当然、花を主体として扱うことは出来ない。
あくまでも花は主賓を際出せる補佐的なものである。
すべてが調和する中の一つのものという捉え方である。
ここを間違うととんでもない独りよがりなものになってしまう。

ビジネスがそうであるように、必ず買い手(お客)が存在する。
消費者の支持を受けないものに進化はない。

誰が頼んだわけでもない。
自分勝手に花を作り、そして流通させ
販売していることに気がついて欲しい。


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■ 無手勝流師範 (勝手気まま!)
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ご存知だと思いますが、昔、ビデオ再生の規格(互換性)統一に
ソニー(ベータ)対ビクター(VHS)の戦いがありました。結果はご存知のように
ソニー以外の家電メーカーはVHSを採用して決着します。

当時、マスコミから発信される情報はどちらが主導権をとるかという
内容一辺倒で、開発者の声(開発理念)などは一切聞こえて来ませんでした。
しかし、その裏には並々ならぬ開発者たちの努力のドラマがあったのですね。
それを題材にした映画(ビデオ)を見た感想です。

家庭で録画再生という機運は既に起こっているという主旨から
会社上層部に内緒に主役の事業部長と開発技術者たちが
少ない予算をやりくりしながらもVHS開発を進めるというストーリーです。
主役の事業部長役を西田敏行が演じています。

開発に成功したビクターは他のメーカーにも開発情報を開示します。
そうしないと世界にVHSの素晴らしさが伝わらない。
また、消費者の利益も損なわれるという高尚な理念です。

コンピューター黎明期にアップルコンピューターは、すべて自社で、
という方針に、一方のマイクロソフト社はメーカーにOSソフトで
攻勢をかけます。また、フリーソフトのリナックスもそうですね。

結果は、ご存知の通りマイクロソフト社の圧勝です。
互換性も無く、独占という目的には成果が伴いません。
(ある意味、現在のマイクロソフト社は独占的な営業シェアを持っていますが・・・・。)

ちょっと横道にそれますが、ビクターの事業部長の姿勢がとっても
ネガティブなんですね。開発成功へ向けて信念を貫き通します。
その姿にスタッフたちは引っ張られます。

ところで最近特に感じることなのですが、本当にネガティブ人間の多い
ことに驚かされる。何かにつけて「疲れた。」「もう、嫌になっちゃう。」
「もうダメだ。」と本人は何気なく発しているのだろうけど、この言霊が
自分の人生に多大なマイナスを引き起こしていることに気がつかなけ
れば悲劇である。

自分だけへの害ならば、それも自業自得で済んでしまうのですが、
他人へ大きな害を及ぼしていることに気が付かないところが重大ですね。
もちろん、無理して強気になることはないのですが、事実として心通りに
ならないことは長い人生に置いてたくさんある事は皆さんも経験済みのはずですね。
それをいちいち嘆いていたのでは、身体が幾つ有って足りない。

そこで、ちょっと口に出す前に、一呼吸置けば、つまらないネガティブの
言霊が半減する。もちろん、これは各々の努力しかないわけですが、
これをやるとやら無いとでは、やる気(活力)がみなぎってくるという結果に
大きな差が出ることは間違いない。


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