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Vol 165  2006/3/21 配信済

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■  花屋の職場環境
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お花屋さんのアルバイト7〜800円。まず1,000円を越えることはない。
冬は厳しい立ち仕事。花が好きだからという働き手の下向きな姿勢に支えられ、
花業界の賃金は低い。これは業界全体として、また経営者として恥じるべき実態だ。


その多くがパパママストアー的な経営規模であるが為、
(誰が決めたわけではなく自分で決めているわけだが・・・・。)
職場環境は一昔と然程変わっておらず、一向に進化の後が見えない。

多くの情報を駆使して組織力を高め、時代に対応できる人材を育て
新たなビジネスチャンスへとトライを重ねるという進化の過程という
仕組みが機能していない。
いや、機能しないというよりも、その存在がないのではないかと思えてしまう。


年商数億を売り上げる花店にしても然りで、いつまでも旧態とした
花屋のおっちゃん感覚を引きずるオーナーは後を絶たない。
デジタル対応への理解度も無く時代の動きにしても鈍行の如く鈍い。

そのオーナーの頭にある欲は働き手を上手く安く使うことで、
こじっかりと小銭を溜め込んで家一軒を持つ程度が関の山である。

こんなオーナーを目指してどこに誇りを感じるのか?
甚だ嘆かわしい限りである。


「花屋は厳しい仕事。」
「好きでなければと勤まらない。」
「花は総合的にプロの仕事だ。」
「すべてを知るには相当数のキャリアを積まなければ出来ない。」
こんな言葉はどこの業界でも同じである。
花業界だけが特殊では決してない。


将来の夢は「小さくていいフラワーショップのオーナーだ。」
しかし、現状は希望する生活を維持する為には複数のパートを
こなさなければならない事もある。
到底、今の賃金でマイショップなど一生かかっても持てるわけがない。

また、オーナーが将来の安泰を目指すならば、現実の売り上げも大切だが、
それ以上に重要なことは業界を支える人材を育てることが必須だ。
家族的雰囲気で和気あいあいと働くことも働き手としての
モチベーション維持に欠かせない大切なファクターの一つだが、
働いてくれるスタッフの将来の展望が見通せるビジョンなくして
企業の成長はないのではないだろうか。

それも具体的な目標値を設定して、何年後にはこういう形を達成するという
中長期的な計画案を示し、それに従って全員が一方向を見て動く仕組みが必要だ。


今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。





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■ 編集後記
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スタープレイヤーを揃えたMLBがいとも簡単に負けた。
一丸となって戦った韓国とキューバは成果を残し、
そして日本が最終的に勝者の美酒を味わった
ワールド・ベースボール・クラッシック。

過去の歴史に学ぶこともないと思うが、
組織力を整備し、同じ目標意識で戦うものは
最後に笑う。


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■ 無手勝流師範 (勝手気まま!)
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個人投機家が増えている。ネット株取引や共同出資のオーナー制度
なぜ増えるかは、将来の経済的不安を感じるからである。
自分の将来は自分で切り開く方向へ顕著になりつつある。
言い換えれば、いつ自分のクビが跳ぶか判らない。
その為の生活防衛が必要となる。

こういった流れは政府の進める規制緩和措置で自然発生的に起こる。
のどかに企業を育てるという流れは、完全に現在の資本主義経済では
機能しないものとなってきた。

上場企業にとっては前倒してでも年二〜四回配当というハイクウォリティーを
目指さなければ株主は納得しない。四半期毎の決算報告を株主に報告することで
株価に影響を及ぼす。

企業は誰の為にあるのかという問いに答える為に、こういった速度は益々、
近代経営には欠かせないファクターとなりつつある。

これを示せない上場企業は株主からの信頼を得られず
エコノミストからの攻撃対象となる。
それほど企業経営者に求められるものは高度化している。
また安易な増収増益だけではダメなのである。

エコノミスト達が描く経常利益に到達しなければ株価は下がる。
厳しい世界なりつつあるのだ。
例えるのもなんなのだがイチローが三割を打つのは当たり前。
4割という成果を求められるのと同じである。


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