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Vol 192  2006/10/10 配信済

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■  ホームページの階層を理解しよう。
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■ホームページの階層を理解しよう。

同一カテゴリのコンテンツであっても階層が深くなればなるほど訪問者は
減少する。

まあ、次のページへ行くに従って訪問者は減少するというのは常識の域で、
誰でも想像は出来るが、これほど訪問者が減少するというのは今更ながら
驚きである。

その割合は、約70%の訪問者が次のページ(ニページ目)へ訪れない。
更に、その次のページ(三ページ目)となると、なんとその割合は約85%
にもなる。

例えば、一日のアクセス数(ユニーク)が100程度のウェブサイトならば、
85人程度のユーザーが精魂込めて作った重要なコンテンツへは訪れな
いことになる。


物販サイトで重要なページは「注文フォーム」や「商品カタログ」である。
また、訪問者が購入する動機の一番の効力を発揮するのは「お客様の声」
である。つまり購買履歴ということになる。

これら重要なコンテンツが深い階層に埋もれていては問題だ。
もしも、これらのコンテンツが深い階層にあればあるほど希望するような
機会を逃すということが言える。

100-85=15人 更に、その15人のユーザーから最終的なコンバージョンレート
に貢献してくれるユーザーは何パーセントなのか?


■思いの他、見落とされている重要なこと。
案外と見落とされている問題であるが、アクセス解析の真実。
物販サイトならば多くのページを有するのは常識であるが、
それぞれのページ解析という部分が見落とされていることを、
信じられないことだが良くあることだ。

トップページのみのアクセス数を頼りにしているサイトである。
本来はすべてのページのアクセス数を分析して、その成果が
出るものだが、これでは意味を成さない。


■誰にもすぐにわかる簡単なデータ解析。
例えば100ページのウェブサイトならば100の解析記録がある。
そこでウェブサイト各々固有の1〜100位までのランキングができる。
そのランキングによって人気、不人気ページがわかる仕組みだ。

この分析で判ること、運営者の思惑と違ったページがアクセス数を
稼いでいる。また、その反対然りで、運営者側からの視点と訪問者から
の視点のギャップである。
そのギャップをどう埋めるかで、更なるアクセスアップとウェブサイトの

進化が期待できる。


■余談だが大切なこと。
アクセス数の解析には、ユニークと非ユニークがある。
ユニークユーザー数とは、あなたのウェブサイトへ訪問した端末の数。
つまりPCの数である。

それも一度アクセスしたら、ある一定の時間を過ぎないとカウントされない
仕組み。同時間内に同じユーザーがいくらクリックしてもカウントは1である。

ところが、非ユニークとなると、一切の条件は無く、単純にクリックした回数を
カウントするため、貴重なデータとしてはあまり意味を成さない。
このことを理解できていない運営者は思いのほか多くいる。



今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。


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■  編集後記
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解析なき戦略は思った以上の無駄が生じる。
海図なき航海と似ている。

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■  無手勝流師範(勝手気まま!)
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■最高級車「レクサス」?
世界のトヨタが推進する最高級車「レクサス」戦略は皆さんもよくご存知でしょう。
ベンツ・BMWなどに代表される高級欧州車が日本の富裕層に食い込んでいる。
そのカテゴリへ国産車をというコンセプト。

確かに、アメリカのマーケットで、日本には育たなかった最高級車という
カテゴリで「レクサス」は成功したといわれていますが、アメリカでも
最高級車というカテゴリは、やはりドイツ車には勝てません。
レクサスが成功したのは「準高級車」というカテゴリです。

その準高級車「レクサス」を日本の富裕層に逆輸入の形で
売り込みを始めたのです。それも最高級車というイメージ戦略で挑みました。
世界のトヨタのブランド力と資金力、そして技術力と営業力です。
これだけの力を結集すれば、成功しないものは無いといわれるほど
トヨタの力は凄いんですけど、しかし、成績は芳しくない。

なぜでしょう?
私は、レクサスの戦略発表を見たとき、これはやわじゃないなって感じました。
また、トヨタ側が示すような短期間でのシェア獲得は無いと思っていましたが、
その通りになっています。

大衆車としてのトヨタ車は日本に根付き、ご存知のように成功しています。
しかし最高級車となると「?」マークが私の頭からはなれません。
なぜならば、そこには日本人の潜在意識が大きく関わっていると思ったからです。

長い年月を経て、外国の文化を吸収してきた日本人の意識の中には
「舶来」「外国産」「ヨーロッパ文化」などに代表される上を見るステータスとしての
イメージが深く浸透しています。

今ではメイドイン・ジャパンは、各分野で多くの信頼を得て、国際競争力をつけ
立派に世界のマーケットでトップシェアを獲得しているものもありますが、
それは物質的なことで、心の部分の支配化にある潜在意識は、まだまだと
思ったからです。


インターナショナルでトヨタのスタッフは活躍しています。
また、このプロジェクトを主導するスタッフたちも国際感覚を持った
優れた人々でしょう。だから、欧州車には思いの他、技術力でも引けを
取らないという対抗心や製品に関する自信や自負はあると思います。

しかし、それは、あくまでも業界という売る側のステージ感覚であって、
これらの商品を買うのは純日本人の意識を持った消費者だからです。
そこに必ず売る側では見つけられないギャップが存在すると私は感じました。
それが、日本人の中にある潜在意識です。

日本における既に熟成されたマーケットである「高級車イコール欧州車」という
マーケットシェアをトヨタが思う成績を獲得するには、このイメージが形成された
年月と同じくらいの年月が必要ではないかと思うのです。
ちょっと大袈裟かも知れませんが、50年はかかると思います。
つまり、この戦略は時間軸でみればビジネス的に失敗ということかもしれません。

これが、新しい分野のハイブリットカーならば、トヨタは世界的な
トップシェアを獲得するには、このまま行けば、そうは時間がかからない
と思います。なぜならば、先行して多くの消費者の潜在意識に
ハイブリットカーはどこの国のどこのメーカーという、その存在が無いからです。
つまり、先行者利益というメカニズムだからです。

一度でも人間の心の中に深く刻み込まれたイメージを払拭することは、
中々、難しい作業なのです。特殊な方法で解決しない限り、何気なく
好き放題にしていれば、そのイメージが形成された年月と同じ年月が
必要だと思うからです。



■では、ここで、質問です。
同じ価格、同じスペックを持った欧州車と日本車があります。
もしも、タダで差し上げるといわれれば、あなたはどちらを選びますか?
正直に自分の心に問いかけてください。
それが無意識の領域にある潜在意識の正体です。

これをビジネスの世界に当てはめると
「消費者意識」となります。


■土曜日からの三連休。

東京は金曜日の嵐のような天気が嘘のように晴れやかに澄みわたった秋の空で、
空気はカラッとして気持ちがいい。

九月の連休は墓参りも兼ねて悪天候の中、伊豆箱根方面へ出かけたが、
十月の連休は、たいした予定も無く、ぶらり近くの公園へ散歩に行ったり、
部屋の掃除、またレンタルDVDで気ままな時間を使った。

そんな中、ちょっとした所用で紀尾井町へ向かう途中。青山一丁目から
赤坂見附へ向けて広い青山通り(246)に車が一台も走っていない光景に
出くわした。珍しいことだ。

週末や祝日の東京の道は渋谷、新宿、代官山、表参道、原宿など
若者の集まる繁華街は人の波と車の渋滞でごった返すが、この近辺は静かだ。
赤坂御所の緑は深く、空は広く、雲一つなく、その気になって、
皇居、東宮御所、千鳥ヶ淵、迎賓館近辺をドライした。 
本当に気持ちのいいドライブだった。


そして、このメルマガを書いている。
久し振りに頭の中は空っぽ。
お陰で良いリフレッシュになった連休でした。


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