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Vol 194  2006/10/24 配信済

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■  ネットでの成功はアクティブユーザーの獲得。
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ネットでの成功はアクティブユーザーの獲得。
何度も訪問してくれるユーザーを作るということ。
リアルな花屋で例えれば、常連客を作るということだ。
そうリピーターである。

このリピーターの代表格は東京ディズニーランドが有名だ。
またWeb2.0の代表的コンテンツのソーシャルネットワークサービス
(SNS)がある。
最近高値上場を果たしたミクシィ(Mixi)が代表格だろう。

花屋のネットショップが目指す姿は客の賑わいが感じ取れるウェブサイト
となるのだろう。花の知識やデザイン性を一方的に訴えるだけのサイトは
多く見ることは出来るがアクティブユーザー獲得の為の施策を施した
サイトは中々見ることは出来ない。

サービスの提供・情報の発信と様々なコンテンツの開発が必要となるのは
従来と変わらないだろうが、そこへユーザー参加型のコンテンツを持つことが
必要とされる。




今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。


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■  編集後記
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発言のねじれ。

こんなことを感じたことはありませんか?
そんな時、ねじれた発言の真意を知りたければ
発言者の利益の出所とその源泉を探れば、
その真意は見えてくる。


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■  無手勝流師範(勝手気まま!)
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マネーを作り出す。

検索エンジン大手の米グーグルが大きな買い物をした。
動画共有サイトの最大手「ユーチューブ」買収である。
その買収額がなんと約2000億円

ユーチューブは創業2年弱の企業だ。
動画共有サイトのユーチューブのシェアは46%
ユーチューブには毎日6,500本のビデオが投稿される。
また閲覧となると一億回と脅威の数字である。

もちろん、支払いは株式交換で現金が動くわけではないが、
事実は動画共有サイトというコンテンツに2000億円という
価格を付けたと言うことだ。

既存ビジネスのように必ず売れるという石油などの資源獲得の
ためについた価格ではない。また、石油採掘権などの権利を買った
わけではない。

あくまでも将来性ありと見たインターネットのキラーコンテンツへの
投資なのだ。

この投資によりグーグルの時価総額経営にどれほどの影響がでるか、
という思いも他方に存在することは理解できるが、ユーチューブは
スタッフ数約60人程度、企業の沿革から見てピカピカの新興サイトである。
そんなサイトに原価償却の計上や利益などあろうはずがない。
また、実質大きな赤字企業だと思って間違いない。

そんな企業を2000億円という価値をつけたグーグルの思惑やその
思考メカニズムも気になるところだが、その前のユーチューブ立ち上げ
にかかる資金はどこから出たものか。

ユーチューブの共同創設者チャド・ハーレー氏とスティーブ・チェン氏は
20代の若さで、過去のベンチャー成功者がそうであったように自己資金
でここまで来たとは到底思えない。

そこには必ず支えた人々がいる。
ある意味、卵から雛にもなっていない状態のユーチューブの将来性を
見抜く力と出会った彼らの勝利とも言える。


融資と投資をごちゃ混ぜにしたような日本型思考では、将来を買うという
先見性には一円の価値も存在しないであろう。
日本人の心の中には「一汁一菜」や「立って半畳、寝て一畳」という言葉
で例えられるように節約と倹約への美意識。また黙々とコツコツ貯めること
で富みを築くという絶対的なお金に対する倫理観のような観念を定着させる
仕組みがある。

また投資にしても融資にしても実績という事実を積み上げなければ意味を
成さない通念もある。つまりバランスシート第一主義なのである。
定年までの年月を勤め上げて一つを成し遂げるという価値観の共有。
そして敗者復活を許さない国でもある。そこには再生への道やベンチャー
という意識は存在しない。

また、これは国策だろうと思うが、すべての国民が富や財をどのようにして
増やし、それをもって一人一人の国民が労働とは違った意味で社会に
貢献できるかという他方面からの人生の終着駅に到達するかという
価値観や方法論を示せなかった国である。

早い話は画一的な組織に属し、下々のものは黙々と働け、
その結果のアウトプットは我々で決着をつける。
(我々とは一部の国家権力者やそれに属した官僚や役人のこと。)
お上から恵みが降りてくるのを待つも国民性を作り上げた人々とも言える。

そこで、この日本でビジネスと人生をどう両立させるのか?という疑問が
湧く。どんな手を使おうとも利益を出しキュッシュフローを作り上げる。
表面上はビジネスとして、これが目指す完成形である。

しかし、これでは夢も希望も無い。
毎日激務に追われて疲れ果てて家に帰るのは寝るだけ。
そして、ストレスをためて寿命を縮める。そういった負の連鎖を排除回避
する為に、会社での自分の存在意義やポジションの正当性を担保できる
考えが必要となる。だから、人々は既存の利益を守ろうとする。

リスクヘッジといえば聞こえはいいが、保身から来た自己本位の正当性の
主張である。もちろん、これは人間が個体を守るために有する性能で
本能がそうさせる。だから、誰が悪いというものではない。

まあ、ここまでは誰しも理解がつくが、もうひとつ大切なものを私たちは
忘れていないだろうか。それは探究心や向上心などで言い表せる
目標に向かって突き進む心の充実感である。

つまり、ベンチャー精神やフロンテア精神である。
何かに集中する時の人の心に疾病はない。
あるものは何者をもよせつけない無心という状態だけだ。

私は先に上げたグーグルやユーチューブの若い経営者の人々の描く
ビジョンにベンチャーキャピタルが高い志を感じ取っているのでは
無いだろうかと思っている。これがマネーを作り出す最大の原動力の
ような気がしてならない。

そういう部分に応援するという土壌がアメリカにある。
もちろん、日本にもこういった思考回路を持った人々はいるに違い
ないが、全体でみれば、チリのような存在でしかない。
これがアメリカと日本との決定的な違いである。

もちろん、そこにはキャピタルゲインの追求という厳しいルールが
存在するが、高い志と優れた能力をもったものへのサポート体制の充実
が日本とアメリカの違いだと思っている。

企業内での研究開発で、ひとつの発明についての開発者と企業側の
対価分配にそれが現れている。
自社内開発での能力も企業側の権利だとする考えが主流だ。
そのため、優秀な能力は国外へ向く。

そのいい例が日本のプロ野球である。
自分の能力を試したいとする選手はチャンスがあれば、大リーグへ行きたい
と思っているはずだ。この考えは当然である。より良い環境へという思いは
人間として当然の欲求であるからだ。

巨人戦の視聴率が下がっているとマスコミは騒いでいるが、当然であるし、
しかし、球団が地方都市へ移ることでプロ野球全体をみれば、底辺獲得で
球界自体は良い方向に向かっていると思う。

しかし、プロ野球の将来を描くには、まだまだ本質を見失っている部分がある。
そのひとつが球場へ行けばゲームの進行とは関係ないところで
施設応援団と称する輩がまるで球場を貸しきったかのように
騒いでいる。うるさいだけで、これでは野球本来の味は楽しめない。

施設応援団を球場から締め出すことで本当の野球ファンは球場へ足
を運ぶ。そして観客は今以上に増える。


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