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Vol  196  2006/11/14 配信済

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■  他人の目と自分の勘違い
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「自分から見た自分」と「他人から見た自分」との差に大きな開きを
皆さんは感じることはないだろうか?
自分は良いと思ったことが他人には良いと思われず、
自分では否定的に思う物事が支持されたりすることがある。

これは、ほんの一例だが、服装などのファッション感覚がある。
自分のイメージでは、それなりに決まっているつもりでも、それなりの
ファッション感覚をもった人から見れば、「ああ、もったいない。」と
いう感覚で見られている場合が多くある。

つまり、他人から見れば自分の持っている素養を良い方向に上手く
表現できないでいるらしい。私はこれでいつも家族に批判される。


皆さんも街で他人の姿を注意深く見てみれば判ると思う。
「なんで、そうなの?」
「ちょっと勘違いしてねぇか?」
「芸能人じゃなんだから・・・。」
いう人々は数え切れないほどいるはずだ。

確かに、個人の表現の自由ということからいえば、また、この勘違いが
個性だったりするから、まあ、これはこれで尊重されるもので他人が
とやかく言う必要は無いだろう。

そこはそこでシャレで済んでしまうものであるから社会への悪影響が
あるかという観点から見ても、平和な日本を象徴する姿であるのだから
これは是である。

では、これを自分のビジネスにあてはめるとどうだろう。生活権のかかった
ビジネス(金儲けといってもよいが。)だったら、そうはいつまでも
自己主張という勘違いだけでは済まされない。

大切な時間やお金を費やし、また周囲の人々を巻き込みながら多くの思考を
重ね生み出されたサービスや商品が、中々、お客様に受け入れてもらえない
場合はどうだろう。シャレでは済まされない。

有り余るお金が手に出来れば幸せかということはないが、無さ過ぎるのも、
またマイナスだと不幸は確実に起こる。


多くのお花屋さんの店舗運営を見ても、またウェブサイトを見ても
「勘違いしてないですか・・・?」という方々のなんと多いことか。
「売れない。上手く行かない。」と、思ったり口に出していうことは勝手だが、
独り言であって欲しいものだ。

大体において、こういった店主たちは利益追求という願望は人一倍
大きいものを持っている。しかし、肝心のその為の方法論といえば
「何も無い」という人が異常に多い。

言い換えれば、形のない夢想のみで、具体的な実相を心の奥で諦めて
いることがほとんどだ。過去に置いて少しばかりの努力の結果を、
それがすべての全てであるように思い込んで勘違いしているようにも
見える場合がある。

そして、またこれらの人々に共通するものは、最後に決まっていう台詞で
「他人がどう思おうが構わない。我が道を進む」で結ぶ。
開き直りに近い。

確かに、わが道を進むという言葉には個性尊重という響きがあり、
聞こえは良いが、ここでちょっと感じて欲しい。

わが道を行く事と社会との関わりを遮断することは同意語でないことは
よくご存知だと思う。ビジネスとは、まさに社会との関わりを如何に
スムーズにするかということであるから、これでは大きな錯誤であるといいたい。

花は嗜好品としての要素を多く含む商材だからでもないだろうが、
美意識に訴えることが多いからか消費者という存在を無視した動きが
見られる場合が多い。

また経営も何を今の時代に時代錯誤も甚だしい売り手の論理で
ご商売をされているのではないかと思わせるような店主も
皆さんが思っている以上に多く存在する。

日夜、研究と分析でお客様のニーズを少しでも多く探求することを日常としている
業界からみれば、花の業界はアマチャンに見えるのではないだろうか?

私たちの花業界は、もっと外に目を向けるべきだと思う。
組織のあり方、流通過程や商品開発という物やシステムも大切なファクターで
あるに違いないが、一番肝心なのは、そこに働く人々の
パラダイムの転換が強く望まれるのではないだろうか。



今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。


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■  編集後記
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ある人がこんなことを言いました。
結果として儲かる人と儲からない人の違いは、「志」にあるそうです。

何のためにビジネスを起業するのか?
という強い目的意識があるか、無いかだそうです。
その目的の答えが、「お金」や「幸福な生活」では答えではないそうです。

さて、皆さんの志は・・・・?



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■  無手勝流師範(勝手気まま!)
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今更とは思うが、おさらいの意味でこんな題材のDVDを観た。
タイトルは「ザ・コーポレーション」
つまり、「会社とは何?」というもの。
中々、面白かった。

作品の中には様々な学者が出てきて会社の定義を述べる。
また、会社の歴史を語る。
どうのように会社は成長してきたのか?
また、どのような方法で生き延びてきたのか?

これはアメリカの場合であるが、資本主義とコーポレーションという関係
において「アメリカがクシャミすれば日本は風邪をひく」と例えられるように、
日本経済はアメリカに依存していますから、また、多少の法律に違いが
あっても会社という掴み所の無い得体の知れないものとの関係は
私たちにも大きな影響を与えています。
利益を求め、またより良い姿の経営を目指す人々には無視できないものなのです。

ご存知のようにアメリカは南北戦争を経て、黒人の奴隷解放が行なわれます。
そして、新しい法律が制定されます。
「人の生活や自由、財産を奪ってはならない。」という基本的な法律です。
この法律で黒人にも正当な自由と生活が認められます。
しかし、現実とのギャップはありました。

そのギャップとは、この法律を企業弁護士たちが上手く利用したのです。
黒人にも人権、人格があるならば、人の集合体である「会社」にも人権、人格は
あるというものです。そして最高裁はこの訴えを認めます。

1890年〜1910年において、この憲法に沿って訴えられた件数は307件。
その内訳は、企業を守る為の訴訟が288件、
一方黒人の権利を守る為の訴訟は僅か19件です。

これで、企業弁護士たちが如何に、この憲法を企業のために利用したかわかる
と思います。今では当たり前ですが、企業(会社)の自由や財産を法律で守る
ことを宣言したのです。

まず、企業が利益を出す為に必要なことは、すべてを「外部性」にすることです。
つまり、コストの多くを外部に依存するということです。
もちろん直接的なコストもそうですが、関節的なコストも含まれます。
私たち消費者は企業や商品のイメージで商品を購入する癖があります。
そういった消費者レベルの意識にも、この外部性が大きく関わってきます。
例えばこんな感じです。

「安い人件費が可能な未開な地での生産。」
「レイオフの正当性。」
「過大広告。」
「好印象を与える為の企業イメージ戦略。」
「環境を無視した商品開発。」
「捏造されたデータ。」などなど

以上の実例から企業の人格テストを行なった答えが下です。

1、他人への思いやりがあない。
2、関係を維持できい。
3、他人への配慮に欠ける。
4、利益のために嘘を続ける。
5、罪の意識が無い。
6、社会規範や法に従えない。

以上のような企業としての人格を持たなければ世界的な企業とはいえない
という事なのかも知れません。・・・・・???
IBMが戦時中のナチスドイツにコンピューターを売っていたのは有名な話です。
このコンピューターの用途は、人種や政治犯などの選別に使われました。

国内を見れば、戦前の日本の財閥は朝鮮半島から強制的につれてこられた人々から
労働搾取を行ないます。石炭の町の歴史を調べればすぐにこの問題は出てきます。
これを行なったのが旧財閥系、今では大手町あたりで大きなビルに収まっている。
商社です。

また、最近の例で、9.11で金、銀の相場が倍になった。
イラク戦争で原油価格が13ドルから40ドルになった。(今は60〜80ドル)
人が何千人と死んでいる状況で、影で利益を出してほくそえんでいる人々が
いることは事実ですね。


本当に儲けることって大変ですね。
少しはあなたの利益に貢献するヒントになりましたか?


私たちの周りを見てみるとどうでしょうね。
企業の大小を問わず身近に似たような人格を持った企業があるかもね。
花の場合もこれらの例外に漏れず存在しますよ。
ああご用心、ご用心。
でも、儲けを求めるならば、これらの企業の真似をすれば儲かるということですね。
さて、どうでしょう???


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