━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 集客こそ命「アクセス編」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「コンプライアンス」
なんだ!この横文字は?
相変らず見るもの聞くものに意味が通じているのかいないのか
考えもしない奴らが好き好んで使う横文字だ。
大体において横文字を矢鱈と使う奴に仕事の出来る奴はいない。
英語圏コンプレックスの申し子のようだ。
確かに英語が堪能な日本人同士の会話の中で、日本語に無い
解釈をする場合は英語を使った方が意味の通じる場合もあるが
それはお互いの認識の上に成り立っているものだ。
ところでこの横文字はこういった使い方するようだ。
「わが社はコンプライアンスに則って安心をお客様へお届けします。」
みなさん意味わかりますか?
日本語で言えば「法令順守」
国の定める法律に則って正直に商売をしていますと言う事らしい。
で、これを横文字は使わず、
日本語だけで「わが社は法律を守って安心をお客様へお届けします。」
と置き換えたらこれを受け取った消費者はなんと感じるだろうか?
「なんでそんなことを一々言うの?」
「これって当たり前じゃん。」
と思うよね。
逆に、なんか怪しくない?
と裏読みされるのがオチだよね。
常識的な倫理観で商売をやっている企業に、こういった観念はないし
また法令を犯すことは無いはずだ。
ちょっとした言葉の裏側を客観的に見る癖をつけると本質が見えてくる。
日本人に向かって商売をしているのだから日本語を使おうよ。
ということで、皆さんはこの様な感覚で勘違いしたホームページを作っていませんか?
トップページからいきなり横文字だらけのサイトは要注意だよ。
あなたが思っているほど、ユーザーへ言いたいことは伝わっていませんよ。
そして、検索エンジンにも有効じゃありません。
あなたは、どこの地域に花を売りたいのですか?
買ってくれるお客様はだれですか?
視覚的な飾りの意味のロゴのようなものでしたら構いませんけど
一番大切な目次まで横文字というのはどうかと思うよ。
ウェブサイト運営で一番大切なのは「賑わい」です。
どんなにカッコつけたデザインでサイトを制作しても、「賑わい」の無いサイトに
お客様集まってこない。
これってリアルな店舗と比較すれば判る。
なぜ、駅中商法が脚光を集めいているか?
簡単ですよね。
人が多く集まるからでしょ。
列を成す店は、益々列が長くなる。
列の無い店はいつまでも列に並ぶお客様いない。
これを、ウェブサイトに置き換えると「お客さんの声」となる。
立ち寄ったお客さんの足跡が見られるサイトともいえる。
色々なコンテンツを開発するよりも、お客様履歴を網羅するサイトを
作った方が集客に繋がるし、間違いなくアクセスは増える。
なぜ、「ミクシィ」に代表されるSNSサイトに人が集まるか?
そして、「ユーチューブ」も然りである。
個人的にはあまり好きではないが「2チャンネル」も同系列。
人の気配の無いところに人は集まらない。
花を売ることよりも集客を如何に成すかという部分に集約した方が
結果花は売れるようになる。
あっ、そうそうだからといって花という商品はどうでもいいなんて乱暴なことを
言っているわけじゃないから、誤解しないで下さい。
今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
サイトを立ち上げる場合、
最初は少ないコンテンツでデビューする。
そして徐々に様々なコンテンツや情報を網羅するようになる。
その後、迷走を始める。
その原因は八方美人になるためである。
発信したいという気持ちの行き過ぎがそうさせる。
その後、良い木を育てる為の枝打ちのように
無駄なコンテンツや情報をひとつひとつそぎ落とす。
すると、明確にそのサイトの特徴が見えてくる。
総体的にサイトはこうやって進化する。
答えは捨てることである。
そして、シンプルである。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 無手勝流師範(勝手気まま!)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ちょっと気になる話題。
いつの世も、国策を知らない人々は損をするというお話です。
皆さんは「労働時間規制撤廃制度」という法案が現在政府で検討されて
いるのを知っていますか?
マスコミメディアでは「ホワイトカラーエグゼンプション」という横文字の表現
で登場すると思いますが「自律的労働時間制度」とも言われ、まあ、どちら
にしても法案というのは難しい表記を使うものだと感心させられますね。
簡単に説明すると、現在の労働基準法では一般労働時間外の残業には
決まった率の割り増し賃金を払わなければならないという法律があります。
だから、皆さんは残業をすれば残業代を当たり前のように現行の法律では
支給されますが、「ホワイトカラーエグゼンプション」という法律ですと残業代
は無しというものです。
経団連から出された、この法律案を政府は2008年に成立施行を目指して
います。恐らく私の感想では、成立は間違いないと思います。
そうなるとどうなるか?
まずは年収400万以上のホライトカワー族はこの法律が適用され、
ますます能率給で過酷な労働を強いられるようになります。
サービス残業という言葉を皆さんは聞いたことあるでしょ。
今はこのサービス残業は違法です。ですが、この法案が通れば合法に
なるのです。
つまり、「働かない者は食うべからず。」から「成績を上げないものは食う
べからず。」というように出来る人間と出来ない人間との差は開く一方です。
プロ野球選手のように、年俸制となり雇用契約書にサインということになる
かもしれません。ご存知のように会社の一番のコストは人件費である。
経営者は仕事の出来ない従業員へ給料を払うのは最大の苦痛であるようだ。
それが、この法案の発祥点と私は思っている。お花屋さんの店主の方もこれ
に似た考えはあるのではないでしょうか?
時代は益々この様な方向へ進んでいます。
自分の才能や努力が成果へと結びつける能力のない人々には益々厳しい
世界が待っています。
そして、今以上に所得格差は現れるのではないでしょうか。つまり目先の
快楽に溺れている暇はありませんよと言う事かも知れません。切磋琢磨して、
事業や仕事の向上を図らない人々に生きていく道は無いというまさに、
弱肉強食の世界です。
事実として、過去の歴史がそうであったように、国策の方向性に対して反論
して語ることだけに傾注しても現実は前へ進みません。付和雷同の国民性が
招いた結果であるとここで批判しても仕方がありませんが、私たちの出来る
ことは、真剣に国政選挙での一票を投じ事と、そして、これが最も重要なこと
なのですが、国策の方向性を見極めそれに対処することではないでしょうか。
そうそう対処方法ですが、これは皆さん一人一人の方法論がありますから・・・。
ひとつ言えることは「世の流れを読む力を養う」ということかもしれません。
毎日を空虚に過ごしている人々は間違いなく、国策に翻弄されて淘汰される
という道しかありません。
そこで過去のバブル期はこうであったということを書いてみました。
この中にヒントがあるかもしれません。
=== バブル期 ====
昭和30年代から始まった所得倍増計画という国策に下、日本は農業から
工業化へシフトします。その結果、戦後の荒廃からGDP世界第二位という
高度経済成長を成し遂げます。その結果、金余りです。もちろん、この金余り
といっても個人レベルで余っていたわけではありません。国の金庫にあるだけ
です。
このお金を国策の内需拡大というスローガンで、一斉に市場へ開放です。
その尖兵を担ったのが、都市・地方の金融機関です。昭和30年代の所得倍
増計画といった個人の所得を増やすという政策とは少々違います。30年代の
高度経済成長は個人の労働に対する対価で借金ではありません。
人々は得たお金を自分の裁量で自由に使え、使ったら無くなるという単純な
メカニズムで後に利子がつくという金融商品では無い極めてアナログ的なもの
でした。
ところが、バブル経済はアナログ的からデジタル的という少々複雑なお金の
流れとなったといえるでしょう。言い換えれば労働に対する対価として得ていた
お金の存在が「お金がお金を生む」という金融的商品の構造に一般的な庶民を
巻き込んで膨張していったということなのです。
ですから仕事をしてお金を直接稼ぐという実感は薄くなります。寝ている間に
資産が増えていく。遊んで暮らすという夢を持っている人々には理想の形です。
これを「不労所得」といいます。
ですから、お金に対する価値観がだんだん計算高くなって行く一方で、労働に
対する対価としてのお金の価値が希薄になっていきます。こういった感覚は、
政治家や公務員が税金という公金を軽んじて使う感覚と似ているのではない
でしょうか。また、多重債務に陥った人やブランド商品やギャンブルに享楽を
求め、収入を遥かに超えたお金を使いローン漬けになっているような状況にも
似ています。
国策と連動して仕事をしているようなポジションにいる人々や金融の専門家と
して生業にしている人々など、その道のエキスパートならば確かな情報の元、
先手をうってリスクを回避、また財産形成にチャンスも伺えますが、私たち一般
庶民は川に流れる落ち葉と同じです。川の流れが止まれば止まる。
流れれば同じように流れるという浮き草のような存在で、あっという間に経済の
流れに飲み込まれてしまいます。バブル期の経験のない若い方は理解できない
かもしれませんが、バブル時代はこんな状況でした。直接的にも間接的にも
世の中がこの様な風潮に支配されていました。
「家を建て替えませんか。」
「車を買い換えませんか。」
「新しい事業を始めませんか。」
「多角経営のすすめ」
「会員権ビジネスで利益を上げませんか。」
「資産投資の意味から不動産(土地・家・マンション)を買いませんか。」
「ワンルームマンションで副収入」
など、上げればキリが無いほどのお金を使えという誘い文句です。
ゴルフ会員権の平均的相場は2〜3,000万円でした。
「でも、そんなお金は無いよ。」というと
「心配しないで下さい。お金は用意します。」
と金融機関の答えです。
「あなたは印鑑を押すだけです。」といわれればあなたならどうします。
これがバブルの始まりです。
実際に全国でこの様なことが起こっていますから、必然的に
不動産や様々な投資案件は異常なほどの値上がりです。
買った先から上がるという仕組みです。
実際に買った一年後に価格が倍になったマンションや土地など珍しいことでは
ありません。こんな儲け話に乗り遅れることは人間として馬鹿だという風潮さえ
ありました。国民総いっぱしの投資家や事業家になった気分です。
まさに狂乱の時代でした。
バブル期を知らない今の若者がこの様な状況になったら、
「いいえ。いりません。」といえる人々が一体何人いるでしょうか?
そして、ここ十年のデフレ不況を招いたのはご存知の通りです。
すべては国策に翻弄された結果なのです。
税制しかり、また様々な法改正しかり、国策がどの方向へ進んでいるのか
見失わないで、しっかりと対策を立てることが私たちに求められていると思います。
|