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■ 問題点の見つけ方
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問題点の見つけ方
最近、人類学者で思想家の中沢新一氏が書いた「三位一体モデル」という
本を読んだ。三十分もあれば読めてしまう本だが中身は中々な面白かった。
本のタイトルのあるように「三位一体」とは、一神教であるキリスト教から来て
いるという件はなるほどという思いだった。
同じく一神教のイスラム教や多神教の神道など、また違った教えがあるが
ここで、宗教を論じることは到底私には出来ないので先へ進むが、
簡単に説明すると、多神教である日本に暮らす私たちでも聞いたことがある
と思う「父と子の聖霊の御名のもとにアーメン」というキリスト教の言葉。
この「父」と「子」そして「聖霊」が三位一体をあらわすというものだ。
そして、この三位一体という考えがあったからこそ西洋で発祥した資本主義
が今でも世界で発展し続けているという。もちろん、積極的に西洋文化を取り
入れられ西洋化が進む日本も例にもれない。
この「父」「子」「聖霊」を現在の資本主義経済や社会にあてはめると。
「父」とは神=社会的法=法律・倫理・道徳
「子」とはキリスト=幻想=イノベーション・アントプレナ
「聖霊」とは現象=増殖力=サービス・製品・
であり、この三つがバランスよく調和された世界が最も良い理想郷と説く。
現在、世界で起こっている問題や私たちの住む日本での現象はこのバランス
が崩れているからであると著者は書いている。
この本を読んで私はある言葉を思い出した。
「箱根山、カゴを担ぐ人、乗る人、そしてわらじを編む人」である。
そして、また「真」「善」「美」もあった。
真は誠であり、善は愛、美は調和を表すように日本人には、この方が
ピッタリ合うような気もする。
そうして、この三位一体を身近なところで、私たちの生活やビジネスに当て
はめるとどこに問題があって、どこが足らないのかという部分を見つけ出し
そして、そこを改善すれば、物事はスムーズに運ぶようになるのでというヒント
を得られるのではないだろうか。
例えば、花の職業の場合は、流通では「生産」「市場」「買参人」となる。
小売店では、「市場」「花屋」「お客様」となる。
販売現場では、「スタッフ」「店主」「お客」となる。
というように、あらゆる場面でこのメカニズムが作用していることがわかる。
そして、この場面のひとつでも異常に突出すると問題が起きる。
私たちの属する花の業界にも、このような現象が起こっていないと断定する
人は一人もいないと思うのは私だけだろうか?
今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。
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■ 編集後記
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つい先日、何気なく見ていたテレビでのこと。
それは日本テレビの「世界で一番受けたい授業」という番組。
その中で「骨に秘められた数々の意外な真実」というメニューがあった。
人間の骨はカルシュウムが大切ということは常識の域で知られている
ことだが骨は絶えず生まれ変わっているというメカニズムには驚愕だ。
それは骨芽細胞によってどんどん骨が作られて、破骨細胞でどんどん骨
を壊して作りながら壊すを繰り返しているんだそうです。
その時にカルシュウムが必要で、それが不足するとスカスカの骨に
なり折れ易い弱い骨になるという。
つまり、人間の身体の中で「スクラップ・アンド・ビルド」を行っていると
いう事実です。やはり、ここで見えてくるものは新陳代謝、生々流転など
の言葉で表させるように世の中で止まっているものは無いという
自然の法則です。
私たちの周りにあるすべての現象はこれらで語られるように自然の
摂理に支配されているということなのかもしれません。ですから、
いつまでも古いシステムで生き残りをかけて頑張っても良い答えは
導き出されないという教えかも知れません。
迷ったら自然から学ぼうですね。
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■ 無手勝流師範(勝手気まま!)
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街はクリスマスの飾り付けで賑やかである。
今年も争うように様々な工夫を凝らした魅力的なクリスマスツリーや
電飾にお目にかかることができる。
昨年もブルーであった六本木ヒルズのけやき坂は今年もブルーで綺麗だ。
恵比寿ガーデンプレイスは昨年と少々違うように感じるが、今年の街路樹の
電飾は魅力的で美しい。
そんな中、何年振りに復活した表参道のライトアップが注目されている。
今年は表参道ヒルズのオープンの年であったからか原宿の駅から
青山通りの表参道の交差点までの間に大きな四角い街灯が立ち並ぶ。
青色ダイオードの光は時間で色が変化するそうだが、立ち並ぶ店の
明かりや、ケヤキの木々に影響されてその明かりが地味に映り、もうひとつ
目立たないのが残念だ。
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