「花屋さんのインターネット」
第一回のメルマガの題材はクリスマスに欠かせないポインセチアの上手い買い方でしたが、二回目の今回は花屋さんがインターネットと、どう関わって行くかということについてです。
パソコンに代表される情報技術(I
T)を花屋さんの業務に有効に取り入れる為には、さてどうするかです。案外と狭い店内にパソコンを設置してガチャガチャとキーボードをたたく時間など案外と無いものです。これは花屋をやったことの無い人には中々理解できないとことです。ノートパソコンでも同じことが言えます。
本当に花屋の仕事は見つけて始めだすと、キリが無いくらい出てきます。何処かでキリをつけなくては仕事は終わってくれません。そしてまた、すべての行程がお客様の都合で動きます。
「ねぇ花屋さん。直ぐに何丁目の誰々さんに届けてくださいな。」といわれると返事は「ハイ」です。これで予定は大きく狂います。スタッフの揃っている花屋さんならパソコン専従や配達専従をおいて仕事ははかどりますが、ほとんどの花屋さんはパパママストアーです。そんなパパママストアーの花屋さんがインターネットで花を売るという事にトライしたらどうなるかを書いてみますね。
世の中じゃインターネットだITだの言ってるからよ、ここはイッチョ俺のところもやってみるか?店の売上もここんとこ、この不況でガタ減りだからさ。それに毎日の様に電話かかってくるじゃね〜か。「貴方もホームページ作って見ませんか…・・。」「簡単に貴方も電子商店のオーナーです。」「すべておまかせです。パソコンの操作も簡単に出来ます。」てよ。
まあ、このような感じの動機でネットショップ始められても先ずは、上手く行きません。大抵は初期費用の数万円〜を支払って終わります。型どおりのトップページの雛型が用意されていて、その雛型に写真なり文章なりを入れれば出来あがりです。正直言ってこんなホームページからはお客さんは絶対に花を買う事は有りません。
また、実店舗の形態をそのままホームページに移行したような作り方も売れません。商業調査での花屋さんや園芸店の数は約2万6千件です。その中でホームページで花を売っているのは、正確な数字は出ていませんが、恐らく1/20くらいの500件ほどではないかと思います。また、実店舗もないインターネット専門のバーチャルショップの数をいれると3倍以上の1500〜2000件くらいなるのではないでしょうか。そんな中から売れるネットショップを作るには、人と同じこをしていても大した成果は期待薄です。
私は多くの花のネットショップを見ていてこんな感想を持っています。
├-+ 1 おそらく売れていないだろうな……。
├-+ 2 何でみんな同じ顔しているのだろう〜?
├-+ 3 カウンターって何の意味があるのだろう〜?
ここで私の感想が的外れな事を期待して、どのサイトさんも利益が出ていることを希望しますが、売れると信じてのホームページアップの筈が、どうも売れない方法をとっているようにしか見えないのです。とは言っても景気の後退から、現状打開を図って売上を確保しなければなりません。その為にはあらゆる販売方法を模索するしかなく、ここは頭の捻りようだと思います。
これから、ネットショップを始めようとしている花屋さん。ここは慎重な行動を取ってください。ホームページ制作会社は物を売るノウハウは持っていないと認識するべきです。カッコイイホームページは彼らの得意分野ですから作れます。売るのは自分だと云うことを自覚してくださいね。
丸なげのホームページを作成するくらいなら、本業の実店舗にその資源を投入してください。彼らに期待しても物は売れません。彼らはホームページを作ることや新しい技術開発や導入に喜びを感じているからなのです。売れしまう仕組みと技術開発や導入は別な次元です
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続編 1 ■花屋の本音■
■売れるわけね〜じゃん。だってそうだろう苗1つ買うのによ「来年も咲くかしら?」だってよ!1つ80円だぜ。80円くらいで宿根草があるかって〜の。300円くらいの苗置いてると、今度は「まあ〜高い!」だってよ。有る花屋に聞いた話で、200円くらいのナスの苗を1パック買った客がこれで家族4人どれくらい食べれますかね〜ぇ?って聞かれて思わず言っちゃった、とこんな話をしてくれた。「葉っぱも根もみんな食べちゃえ」って。これには笑ったよ。そして、もう一人の花屋が言った言葉が「おまえとこ、客質わり〜な!」だった。
続編 2 ■困ったもんだよお客さん■
■ある日、可愛いおねぇ〜さんがルンルン気分で言った。「かわいらしく作ってね私の一番大切なお友だちの誕生日なの…・・。」花束の依頼である。ついでに「豪華にしてね。」と付け加えたその瞬間、またまた速射砲の如く追い討ちをかけた。
「それと〜。それから、そこのピンクのバラとカスミ草も入れてね。」ってね。
「ハイ。おいくらでお作りしようしょうか?」と花屋の店員は尋ねた。
「1,000円」と元気な答えが帰ってきた。
その瞬間店員は手に持ったピンクのバラとカスミ草を元の桶に返した。
「あの〜…・・?$%#'*-&%$#%"'?????」
「店先にあるサービス束がお得だと思いますが…?」と言った店員に何故といった顔のブスは「もういいわ」だって。だれが言ったか知らないが「お客様は神様」なんて信じない。
悪魔だってちゃんとここに居る。これって嘘のような本当の話。
続編 3 ■マスメディアからの情報■
【何でもかんでもあっち向いてホイ!こっち向いてホイ!】
新聞・テレビが伝えるから真実だなんて誰も信じてはいない、と思うのだが、なぜか巷ではワイドショー的な会話が頻繁になされ、私たちの耳に伝わってくる。花を売っていて、時々そう感じることが有る。たとえば、あるお昼の某テレビワイドショーで「この植物は空気を浄化するし目に優しい」なんて云おうものなら、放送終了後まもなく「あの植物ないの花屋さん?」である。
私たちは何をいまさら的な感覚であるのだが、探している一部のおばちゃんは真剣である。東京に住んでいて空気清浄なんて、本末転倒とでもいおう。
少々の空気が汚れてくらいで人間はそうは簡単にくたばりませんよ。負けませんよ。特にマスコミの言いなりになるような、おばちゃんには汚れた空気も逃げちゃいますよ。人間の体は私達人間が思いもよらない程の適応能力を備えている。
俗にいう自然治癒力というものです。こういった輩には電子顕微鏡で空気中の塵や埃を見せてあげたいものだ。おそらく見ただけで驚愕し死んじまうのではないかと思う。私から見ればマスコミの情報にいちいち反応して右や左に振り回されるほうが余程異常だといいたい。
それを「空気を清浄したい。」「目に優しくしたい」一体その効果を期待するには何百鉢いるのだろうか?たかが2、3鉢購入したしたところで何の役に立つというのか?お花屋さんの売り上げに貢献するくらいである。私の云いたいことは、花は美しいそれで充分ではないか。花を見ているだけで精神が安定し落ち着いてくるのだから、それが何にもまして健康薬ではないか。
あまり気にしないで、きれい、美しい、気持ちいいで花を楽しめばと思う。
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