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■ ビジネスは情報戦
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バブル期に大きく売り上げを伸ばした花産業ですが、国内でのマーケットは
これ以上伸びることはなく縮小へのスパイラルへ入っています。ご自身の身を
置いた業界ですから、希望的観測から額に汗して更なる戦略を持ってすれば
過去のような成長期がまた来ると思いたくなるのは理解できますが、
現実を直視する必要があります。
中には例外的で小さなカテゴリーでゲリラ的な成功をする花業者も現れるで
しょうが、総体的に今以上に淘汰のスピードは信じられないくらい進むと思った
方が良いでしょう。これが現実です。
ご存知のように、日本の主要産業である自動車業界は新車国内販売実績が、
とうとう1970年代の販売台数まで成績を落としています。23ヶ月連続減です。
しかし、自動車業界は早くからこういう事態を予測して海外での生産と販売を
進めてきたお陰で決定的な打撃を受けずに世界で活躍が出来ています。
もちろん、一概に、自動車産業と同列で花産業を語ることは出来ませんが、
基本的に消費社会の影響を大きく受けるものに違いありません。
何かのヒントがあればという想いです。
今、日本は過去に経験もしなかったようなスピードで消費パターンの変化を
向えています。経済はグローバル化され先行きがなかなか読めない上に、
スピードが速く、これについていけない既存産業にとっては死活問題となって
います。
従来必要とされていたはずの商品やサービスは売れなくなり、新たな展開で
消費者のライフスタイルにマッチするという条件が基本であり、この基本が
無ければ、どんな取り組みにコストをかけても結果は徒労と終わり成功という
道は、ますます狭くなっています。
このような現実のうねりを如何に正確につかみ自覚して、既存の花商スタイル
を時代にマッチした形へ転換を図れるかが問われているのではないでしょうか。
おそらく、過去に通用した戦略での花販売はこれから先まったく通用しないと
思った方が得策でしょう。
何度も申しますが、今、日本国内での消費の変化は過去に経験しないほどの
スピードで進んでいます。ですから、ますます先を読むこと難しくなっています。
相変わらず、社保庁のずさんなデータ管理の年金問題など、為政者のゴシップ
は後を絶たないわけで、政治家や官僚、また国家に対する信用がますます無く
なってきています。
そのために国民は「自分は自分で守る。」という意識が強くなる傾向です。
世の中には、さまざまな人生設計があるでしょうが、各々が描いた将来の人生
設計も、それを確かなものとするためには基本的には正確な情報が必要です。
その情報を元に如何に分析するかで正も否も決定されます。情報なき小手先
の治療も時には一瞬の好景気をもたらせてくれますが、すぐにもとの苦境に戻さ
れてしまいます。
どの分野の産業界も狭い業界内情報だけで、どうにか生存が可能だった時代
から、業界外の情報が如何に大切で、正確に処理するかを問われています。
花業界ももちろん例にもれず情報を制するものは花ビジネスを制するという
情報戦になったということなのでしょう。
今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。
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■ 編集後記
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最後にどこまで、このメルマガをお読みになっている方々が情報の大切さを
感じているかは定かではありませんが、情報は取得するだけのものでは
ありません。情報を発信することも大切なビジネスの本流です。
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■ 無手勝流師範(勝手気まま!)
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業界のモチベーションレベル
母の日やお彼岸お盆など、花業界には一年を通して隔月でイベント的繁忙期
がある。普段は静かな商いであっても、これらのイベント的繁忙期で一気に利益
を稼ぎ一年を乗り切るという図式で今もこの慣習を業界は引きずっている。
つまり特別にコストをかけて集客策などを行わなくても、どこの店も多くのお客
が殺到する傾向にあるため、労せず売り上げが望めることになる。
花という優れた商材には魔力がある。
商品自体を多額な広告コストをかけて商品説明しなくても既に消費者は
知っているということである。これは販売する側にとっては恵まれた大きな
アドバンテージであること変わりない。
また、この構図は末端の小売業だけに限ったことではない。生産者や卸業者
など流通業全体に及ぶ。こういった長年の慣習からか花業界全般で販売機会
を新たに起こすというマーケティング的発想が欠如いているのは否めない。
だから、現在のように消費スタイルの変化が起こると、何もしてこなかったツケ
を業界全体で払わされることになる。
もちろん、さまざまな取り組みに努力された業者もあるだろうが、業界全体の
モチベーションとして低いということである。
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