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■ マネーはどこへ。
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■私にとっての面白い話題とはなんだろう・・・・・?
そんな観点で花情報はないかと懸命に探しているのですが、中々興味をそそる
話題に出会えません。耳に入ってくるものは、どれもステレオタイプで、私が花の
業界へ足を踏み入れた当時(80年代)と違いは残念ながら感じられません。
いえ、その当時へと先祖がえりのようです。
確かに、ここ20年で取引形態も大きく変わり、沢山の新種の花も開発され市場
を賑わしています。また仕入れキャリアが無くても簡単に花を仕入れることが
出来るようになりました。ですから、起業して花の世界への参入は簡単です。
でも、それは、種類が増えたと機械化が進んだというだけのことです。
「ある小売商が店舗展開を進めている。」とか「接客のノウハウを高めて売り上
げに貢献。」そして「花の相場が・・・・。」また、「スーパーの無人販売は伸びて
いる。」というような話題は事欠きませんが、次世代に即応していると感じる話題
としては乏しいのではないでしょうか。
業界内だけに目を向けた内向的な思考と手法や施策に至っても新しいことを
しているという錯覚に近い意識にいるのは過去を知らない若者たちで、当時の
若者たちと同じような問題に直面して悩んでいます。
■避けては通れないもの
ところで業界内の動向がどうであれ避けて通る事の出来ない変化するものが
あります。それは1980年代から四半世紀を経た現在と当時の花業界を比較
した場合、日本の内需に大きな影響を及ぼすお金の流れです。耳にタコが出
来るほど聞かされる「グローバリゼーション」。
ご存知のように世界の資本が中国を中心としたアジア地域に集まるように、
内需に期待できない日本のお金が国内で使われず利益を求めて国外へ出て
います。お陰で日本の内需は弱まる一方です。日本で儲けるよりも外需で儲
けるという強かな企業だけが業績を伸ばしているという現実が、今、この国に
起こっています。
過去の景気は、お金が日本に集まる中の好景気です。しかし、政府が発表す
る作った数値だけの現在の好景気はお金が外へ出て行く中の景気です。
ですから実感として国民にとって景気が良くなったというのが感じられない。
先に記述したように外需仕様の企業の業績が支えとなった景気発表です。
だれが見ても日本と諸外国の金利の差は異質です。
その金利の差だけで大企業の最終利益率に相当します。
■情報の宝庫 ブログ
またインターネットのお陰で情報の取得は昔と比べ雲泥の差です。進化を
止めた日本のマスコミが垂れ流す薄っぺらで情緒的な本質から大きく離脱
したような情報よりも個人が発信するブログはその質を高めながらメジャー
メディアよりも早く世界各地域の状況が個人のブロガーより発信されています。
このように情報伝達の早さと質の変化が昔と違う一つの現象です。
しかし「花のブログ」に関していえば暢気なものでビジネスを行なう者にとっては
切っても切り離せない市場経済と絡めた花ブログは皆無です。経済の後押し
があって、はじめて花は栄えるというロジックに興味は行かないのでしょうね。
■再考しなければ・・・・・・。
これだけの違いがある昔と今の日本の経済事情、そんな中で私たちは昔の
方法論で、そして昔の考え方で乗り切れるはずはありません。
「政治が悪い。」「自民党が悪い。」「野党は何をしているんだ。」「官僚はクソだ。」
と何万回唱えてみても、この国は大きく世界の経済から影響を受けて縛られて
います。もう誰かを悪者にして解決する状況でないことは、資本が、この国から
出て行っている事を思えば判ることだと思います。そこでなぜ、日本からお金
が出て行くのかを思えばおのずと商売のやり方も見えてくるのではないでしょ
うか。
「花は癒される。」「花は綺麗。」「花と過ごすことは楽しい。」「花には力がある。」
「花には四季があってすばらしい。」など、ここに上げたものは確かに嘘ではあり
ません。素晴しいことだと思います。しかし、花をビジネスで見た時、情緒的な
感情をまったく許さない違った一面も見えてきます。
■現実と経営者の変化
純真で崇高な目標を持ち日々取り組む仕事も、財務諸表に黒い三角マーク
が付くことが多くなってくると折角独立開業したものの、あなたの気持ちのいい
コンセプトは一夜にして吹き飛んでしまうという現実です。
それから会社に、ご厄介になっているスタッフの皆さんも過去において黙って
いても予算は会社が出してくれる。だから、売ることだけを考えていれば仕事
をこなしているということがいえましたが、これからはその予算をもどうやって
作り出すかというプロセスから考えて企画立案を行なわなければ成立しない
現実がもうそこまで来ているのではないでしょうか。
経営者は社員に向かって、「自分で経営しているつもりで仕事に取り組んで
欲しい。」という言葉を最近よく聞くようになりました。私には、この言葉は目標
達成のための資金調達も自分たちでマネイジメントしろよというふうに聞こえ
ます。皆さんにはそう聞こえませんか?
つまり、最低限の生活保障の給料は出すが、その後は、その社員の成績次
第で稼ぎも違うという組織に属しながらも自主自立を求められているのだと
思います。それだけ内需型企業の先行きは厳しいと言うことかも知れません。
誰にも出来るような一般的な職は恐らく、今以上に企業にとってリスクを最小
限にとどめられる派遣職という図式は拡大することは確実です。
なぜならば、今の制度の方が企業にとって利益が見込めるからです。
今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。
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■ 編集後記
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良くも悪くもビジネス活動でマネーを沢山獲得した人がビジネスの成功者と
してのバロメーターですが、賛否はともかく否定できない現実だと思います。
ある人は事業活動において利益を社会貢献に使っているという見方から
成功者と捕らえることも出来ます。
また、企業を大きくして雇用を作り出したという評価も出来ます。また、人々
の生活に欠かせない便利なものを作り出して貢献したという貢献度を唱え
ることも出来ます。しかし、これらの活動に対する評価も、あるものが無けれ
ば達成できるものではありません。
そのあるものとは流動性の最も優れた道具。
それは、ご承知の通り「マネー」です。
あの天使マザーテレサさえ、活動を行う上で欠かすことの出来ないもの捉え、
多忙な時間をやりくりしながら宝くじを売り出すという奇抜なアイデアのマネ
イジメントでお金を集めました。
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■ 無手勝流師範(勝手気まま!)
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「地方の弱体と疲弊は現在の経済ロジックでは、ますます進む。」
こういった中での行なわれた前回の参議院選挙。
「美しい日本」や「戦後レジュームからの脱却」という現実離れしたお坊ちゃん
の唱える夢想に近い理想を謳ったスローガンで阿部政権は倒れました。
一方、地方の深刻な問題をひそかに票に結びつける戦いで小沢民主党は
大躍進です。
つまり、これほどの大躍進の影には、地方の弱体が深刻化しているという
証拠ではないでしょうか。もしも、マスコミが騒ぐほど地方の問題が深刻で
なければ、これほどの差は無かったように思います。
ですが、民主党が勝ったといっても、まだ政策的に成功したわけでも、実際に
政策を行なっているわけではなりませんし実権を握ったわけでもありまわせん。
恐らく私はどちらが政権をとっても現状の流れは変わらないと思います。
これは口が裂けても言えない政治家の本音です。
「最低限のことは国に頼らないで、国民一人一人自主自立でやって欲しい。」
身体的ハンデキャップをもったものにはセーフティネットは作るように努力は
するが、それ以外の国民は一人でがんばれよ。というふうに私には聞こえます。
そうしないとこの国の財政は危ういということなのでしょう。目には見えない大きな
力によって、私たちのビジネス活動、そして、それを支える個々の生活の全ては
国策という大きな力によって左右されるという事実です。この事実を各自がどのよう
の捉え対処するかで、自分の将来は決定されるのではないでしょうか。
もう、この国の中だけで考えても解決できるほど地球は広くありません。
内向的な政策で一国の経済が伸びるということもありません。
中国が世界の工場と例えられるように、昔は日本の生産基地の多くが
地方にあり雇用を支えてきました。
しかし、アジア諸国とのコスト競争に、ことごとく敗れた地方の製造業は
廃業するか、転業してどうにか生き残る道を探すしかありません。
しかし、その成功率は極めて低い。
そんな中、職を失った人々は思うに任せるようには簡単に同業種への転職は
できません。だから、中央へ新しい職場を求めて上京しますが、中央には希望
するような生産基地はありません。あるのは本社機能が中央に集中するように
司令塔機能をもった作戦本部のような職場ばかり。
また、それらの仕事をこなす人々へのサービスを提供する会社(ビジネス)が
雨後の筍のように出現しています。レストランやコンビニの店員、そして癒しの
空間やトレーニングジムなどいわゆるサービス産業。
更に古典的な職場である建築関係の下仕事などです。次から次へと生まれる
職場はバイト感覚で出来る低年齢層との共存競争を強いられる職場ばかりで
低賃金の職です。今まで培ってきた技術の必要の無い職場です。こういった
日本の経済状況の中の社会へ向けて私たちは花のマーケットを作り出そうと
しているのです。
では、どうするかという解決策ですが簡単ではありません。全ての人々の
欲求を満たすものはこの社会には存在しませんから必ず敗者は現れます。
ただ、言える事は自分が敗者なるか勝者になるかは自分で決めるという
自由だけです。
政治がしっかりすればという論調を聞きますが、今の政治家を選択したのも
私たちです。自主自立の精神で自分の道を切り拓くという今以上に厳しい
選択肢を国民に強いる政策を目指す国策をしっかりと自分の耳と目で、
そして身体で感じつつも、具体的な生存方法を自らの手で編み出すことを
実行していかなと、後で、裏切られたみたいな言葉を吐いても苦しむのは
私たちなのです。
マスコミは批判するのが仕事です。それで彼らの仕事は成立してご飯を
食べられます。しかし、これに同調してテレビの視聴率稼ぎの片棒を担いで
映される映像から真実が判ったような気になって同じように批判するだけ
では物事は見えなくなってしまいます。経済も同じようなことが起こっています。
冷静に見極めなければ、ババを引くのは私たち国民です。
花大好きどっとこむ 運営責任者 Shunichi
Higuchi
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