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Vol 25 2002/10/08配信済み NEXT

買って良い花悪い花 (用途と選択について)


■お見舞いでは……。
(奨励編)

明るく賑やかに変化の無い殺風景な病室に1輪の花が咲く。
香りの少ない花ほのかに香る花、心和みます。
小振りなバスケットアレンジメントや花束
直ぐに飾れるし花瓶を用意する手間も省ける。
それに花瓶も一緒に用意して活けて上げるのも優しいですね。
その優しい仕草が目に浮びます。

(お奨めできない編)
香りの強い花、狭い病室では篭った強い臭いはめげますよ。
花びらが落ちて散る花、ポロリポロリと落ちる花を見ていると
寂しい気持ちになりますね。

白を基調にしたものはアクセントでの白は良いが、
白が基調になると何かを思い浮かべる・・・。

大きな花束やバスケットアレンジメント
効率的に作られた病室、無駄なスペース無し。

根のある鉢もの。根づくからダメならしい?(なぜかラン鉢は贈る)

■お誕生日のおくりもので……・。

(奨励編)
頂く方の好きな花が一番。
花を頂いて嬉しくない人はいませんね!でも、その花が特に好きだったりする、と貴方に対する見方が変わるかも・・・。
花がメインじゃなくても充分に心が伝わりますよ。
添え物に1輪の花。何かいい感じじゃないですか・・・。

(お奨めできない編)

「私が好きなの・・・。」
贈る方のセンスの押しつけばかりじゃ、どうかな?

歳の数だけのバラ
むかし昔その昔、流行したみたい・・・。
普段花を書く事が

フラワーギフト券
商品券と同じで何か味気ない。奨励団体の方ごめんなさいね!!

■発表会でおくる花では……。
(奨励編)
イベントの趣旨合った色使い。
頂く方が引き立ちます。

花の一番美しい状態。
5分から7分に開花した花。

ラッピングも花を引き立たせる大切な業。
花との調和を大切に!!

(お奨めできない編)

小さなお子さんに大きな花束?
親の見栄もほどほどに。

花持ち優先の蕾ばかりの花束
はっきり云って美しくない。

花を無視したラッピング。花束の足元の銀ホイルむき出し。なんだかな〜ぁ・・・。

■自宅用
ご自分の感性を思う存分発揮して、自由にお楽しみ下さい。
こんな風に活けてはいけません、といったような決まりは有りませんよ。
ただ、水はいつも新鮮に。



 ショップで花選び(プレゼント用)

贈りものは頂く方がメインです。
頂く方が見せる絵顔は、贈った方に何ものにも得がたい悦びをもたらしてくれます。この悦びを感じる事が出来るからプレゼントは気持ちいいのですね。

ところが、贈る側の好みでプレゼントを探す人がいます。
また、予算で決める方がいます。
「この花嫌い」「これくらいの予算でいいかしら」と聞かれても花屋は困ります。

「他の人はどれくらいの花を贈っているの?」人は人、あなたはあなたです。



◆編集後記
前回まで4回に渡って"花屋さんのためのネットショップ開設講座"を書きましたが、ネットショップを制作するのもプレゼントを贈るのも同じことですね。見てくれる人がメインです。そこのところをコンテンツ創りにしっかりとコンセプトされれば、きっと優れたサイトになると思います。



花屋の本音トーク (花の話題に限定していません。)
九州鹿児島に知覧飛行場後があります。
ご存知のように、この飛行場は16歳〜23歳くらいまでの少年飛行兵が日の丸鉢巻きを締め、片道のガソリンを積んで、果敢に敵艦へ突入した神風特攻隊といわれた二度と帰らぬ片道切符の攻撃に飛び立った飛行場です。


その少年兵が出陣前に書いた手紙が資料館に残されています。

「お母さん、お先に旅立つことをお許し下さい。明日特攻隊としての名誉の命令を受けました。あと一日の命です。残す一日を前にして十七年間をふりかえり、何の為に生きてきたのかがようやくわかったような気がします。

可愛い妹や弟、これから生まれる子供のたちのために、永遠の日本の生命に命を捧げます。お父さんお母さん、十七年間有難うございました。天国でお待ちします。さようなら、さようなら、さようなら……・」

もちろん、過去の過ちを再び犯す事は避けなければなりません。しかし彼ら少年兵の幼い命と引き換えに現在があることも忘れてはなりません。月並みないい方ですが、彼らの礎があったこそ今の平和な日本があることは事実です。その恩恵を私たちは受けています。


今の日本、なんでもあって当たり前というところからスタートしています。だから、少しでも気に入らないものや、手に入らない事で不平不満を言ってしまいます。普通に生きていれば生存に困る事はありません。また、死を覚悟しなければならないような選択肢も求められる事もありません。少しばかりの努力で希望する生活は最低限かないます。幸も不幸も自分の意思で方向は決められます。


弓は後ろへ引いた分だけ飛ぶように、後ろに引いた過去の歴史を忘れた民族は滅びるというたとえを「温故而知新」と言うそうです。古きを知って新しきを思うことですね。思うが侭に行動する事が自由と穿き違えた人々。モラルを忘れた人々には必要な諺です。


佐々木将人筆 「一言、時に一生を救う」より引用しています。


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