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Vol 250  2008/2/12 配信済

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■本物志向「嘘はすぐに暴かれる。」
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本物志向「嘘はすぐに暴かれる。」

『新潟県松之山の限界集落で無農薬のコシヒカリを作る。
このコシヒカリが東京のデパートで、小売価格10キロ30,000円弱で売れ
人気のようだ。なんと通常のコシヒカリ相場の10倍。
「田んぼに機械を入れず、ひたすら人力によって、不耕起、無肥料、無農薬、
天日干しで作られた、安全でうまいコメを作る」がコンプセプトなのだ。』

(NBonlineより)


中国からの冷凍餃子に農薬が・・・・というニュース。
販売を手掛けるのは「日本たばこ産業の子会社(JTフーズ)」だ。
害を与える商品を開発するのが得意な企業?

商品のパッケージには、こんな説明書が書かれていても不思議に思えない。
「梱包袋の破損を確認してお召し上がりください。」
「農薬濃度は自家用の検査機でお調べ解凍調理してください。」
そうすることで、安い餃子が美味しくて安心です。

企業は利益追求の手段として、安いコストで商品を輸入して大量に日本で
販売することでスケールメリットを発揮する。しかし、安全という担保があって
はじめて成立することを忘れてはならない。

「誰が犯人なのか?」「どこで農薬が混入したのか?」などの解明もさること
ながら、利益追求のために安価なコストを追い求めることに眼を奪われる
こと無く、安全という商品も並行して運んでもらいたいものだ。

次に、この事件が発覚してからのマスコミ報道の傾向は、
「中国産の輸入食品はすべて農薬付けで危険!」だという報道は
今も尚発信されている。

真実も明らかにされていない状況で、この報道は勇み足の感は否めない。
恐らく、これから先は流通過程の安全管理のあり方など、忘れさられた
テロ対策へと焦点が移りそうな気配である。
次から次へと問題らしきものを探し出し、本質を置き去りにして、新たな
ネタを大げさに配信するマスコミ手法に大手メディアの退化を感じる。


そして、世論では食の安全というトレンドは益々盛んになるだろうし厳しさも
増すだろう。政府の定める基準値以内の農薬使用であったとしても疑問の
声は大きい。また反面、現在の日本の食を輸入に依存するしかない現実で
生産性を思えば農薬ゼロということは考え難いのも事実だ。

さて、花の生産に置いても、他の農産物と同様で虫害と病気は無縁ではない。
そのために農薬は使用している。その結果、残留農薬は花と共に出荷され
てくることは無いとは言い切れない。
免疫力の弱い人々には、花を触るだけでアレルギー症状を起こす場合もある。
また、生産現場で働く農家の方も農薬で害を被っているということも耳にする
事もある。

戦後の食うに困る時代で成熟過程ならば百歩譲ることも理解も出来るが、
現在のように成熟した社会では、安全というトレンドが最大の商品力となる。
口に入れないから花は例外と思っていると大きなツケを払わされる時代に
なるかもしれない。

なぜ、1キロ3,000円もするコメが売れるのか?安全という商品力がビジネスの
世界でも市民権を得た証拠ではないだろうか。
まさに、「安全」が、これから先のビジネストレンドといえるだろう。

「安全な住まい」「安全な食物」「安全な衣服」「安全な花」「安全な車」
「安全な環境」上げれば限がない。



今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。

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■  編集後記
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1キロ3,000円のコシヒカリに関連して、
無農薬の米を生産する農家の方々の努力と高い農業哲学には尊敬に値する。
しかし、いくら高額で取引されても労働の対価として、これら無農薬農家の方々が
リッチになっているかと云えばそうとはいえない。

似非文化人、似非食通、似非エコ信仰者などなど、世の中には似非が氾濫
している。本物を求める顧客の志向は益々強くなるだろう。

安全という本物を手にするには、高額なコストが要求されるという現実だが
「本物の米を消費者にという生産者の純粋な思い」と裏腹に、益々本物は
大多数を占める一般消費者には遠い存在に変わりなく
現実は一部の富裕層へのプレゼントとなるようだ。



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■  無手勝流師範(勝手気まま!)
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ここのところ私の関心事は投資家といわれる人々の頭の中に興味をそそります。
如何にして世界経済を読み解くのか、そしてどう対応するのか。
猫の眼ように変わる経済状況に対応するには、高度な分析力と判断力と強かさ
の中から出てくるアクティブな行動力が必要とされるからです。

その中でも、一番魅力的に感じるのはスピードです。
変化に対応するスピードといった方が判り易いと思います。
ネガティブに考え込んで立ち止まる暇などないからです。

大小を問わず事業を行なっている皆さんは、理屈なしに資金が無ければ、思った
方向へ自分を運べないという事は身に沁みているのではないでしょうか。
どんなに高い理想に想いを馳せたところで、具体的な行動を現実の世界で表現
しない限り何も起こらないことも良くご存知だと思います。

遠い昔、西へ西へと開拓して行ったアメリカの西部開拓時代。
未開の荒野を切り開き、富(ゴールド)を求め、街を作り、
そこへ幌馬車に乗った人々が集まりました。
そして繁栄をもたらし多くの富を生み出して行きました。
しかし、これらのアメリカカン成功ストリーも時代と共に衰退する
街と繁栄を続ける街と分かれます。

では、この繁栄と衰退の分岐点は何が原因なのでしょうか?
私は時代の要求に対応する力の差だと思います。
つまり、新たな現象を受け入れることだと思います。

その国や街を運営するのは政治家です。
成長させる力量が政治家に無いと投資家は逃げ出します。
単純な理屈で、投資家が逃げ出すということは
お金が逃げ出すということです。
まさに現在の日本の政治家と行政を見ているようです。

現在の中国やロシアやブラジル、そしてインドをみればわかります。
アメリカの西部開拓時代そのものです。
これらの新興国はアメリカ資本主義というビジネスモデルを受け
入れて成長しています。

ロシアは石油資源、中国は労働力、インドは情報産業という資源で
す。これらの資源で得た利益を更なる富を生むで、あろう資源に積
極的に行なうアクティブな投資活動です。

また、これらの繁栄の先には必ず投資家という人々が居ます。
極論を申しますと、これら投資家が居なければ
過去の日本も含め世界の成長は無かったのではないでしょうか。

もちろん、これから先も世界中で投資家は活躍するでしょう。
そして新たな未開の地が開拓されていくでしょう。
その人々の思いや先見性に、私はとても興味をそそるのです。
どのような目で世界を見て、どこへ行こうとしているのか、
思い浮かべるだけでもロマンを感じますし勉強にもなります。

少々、話は大きくなりましたが、例え今現在、吹けば跳ぶような
小さな商いであろうとも将来を読み解くという志向回路で、
時代をつかみ、対応力を伸ばし、ポジティブシンキングで
必ず新たな世界が具現化するということを信じることだと思います。

だからと云って、現在のお仕事を疎かにして株や金融商品を頻繁
に売り買いして、少しでも多くの利回りで利益を狙う投機傾向とは
基本的に違います。一時的なメイクマネーとしての運用ならば理解
もできますが、投機でいくら利益を積み重ねてマネーを蓄えても意味
はありません。

マネーは有効に使って意味が出てくると思います。
そのマネー使い方で本物の投資家といわれる所以ではないで
しょうか。そんな本物の投資家の頭の中をいつも知りたいと
思っています。



花大好きどっとこむ 運営責任者 Shunichi Higuchi


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