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Vol 289  2009/3/3 配信済


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■私たちのフラワービジネス。
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花卸売市場の手数料のライナップが、先日、発表された。結果は
東京世田谷の一社が0.5%引き揚げた程度で他の市場は現状
維持の横並びで思ったほどの動き無しでした。

世界中で細くなって行く経済や内需に厳しい状況が続く中での変革
を間違うと決定的な命取りになりかねないと危惧したのでしょうか。
それとも業界内で話し合いが持たれ内部調整的な動きが存在
するのか分かりませんが、この業界も変革の動きは期待できない
模様で動きなしの感想です。


ところで今、この国には倹約や節制という言葉が波乱しています。
亡国論や悲観論の渦巻く世界です。
こういう風潮の時は経済の成長はありません。

消費が低迷している理由は分かりきった事でお金が回らないから
です。ですから、こんな時期に延命目的の借金をした人は残念ですが
アウトです。

何一つ良い結果をもたらさない目先の延命に心を奪われた人々には
普通の人に見えるものも見えなくなります。今を凌げばという希望に
具体的根拠は何処にもありません。

過去に何度も経験した世界ですが、その都度、「百年に一度」など、
それなりのキャッチフレーズをつけて時の経済危機を煽ります。
このような風潮から将来像を見つけ出すには、その後、どうなったかと
いう過去の歴史から学ぶしかありません。

垂れ流されるマスコミ報道をそのまま無防備に受け入れてしまうと、
すべてを色眼鏡で見てしまいます。結果は不安の塊です。
このような状況で、真実を見つけ出すことはとても難しい作業です。

リーマンショック以降、世界の株価や実体経済の下落が止まりません。
世界の資産が昨年の秋以降半減している状況で、不況打開策の打つ
手打つ手に効果は見られません。負が負を呼び込み、更に新たな負が
現れます。

しかし、リーマンショックは一時の現象に過ぎず、現在に至る予兆を
知るにはアメリカの住宅需要は2004年に既に頭を打っていたという
部分です。また、実感なき日本の好景気も2007年秋が天井だったと
いう真実です。

また、世界の景気を支えてきた金融商品も経済が上昇するという
前提にある利益抽出ビジネスモデルですから、投資物件が天井を打つ
事によって成長鈍化は必然、債券価値の目減りを示します。
これが、資金の逆流を起します。

これらの事実の積み重ねで現在の世界不況があるわけで、こういった
ことから将来の見るという作業は経営者にとってミクロな部分である
現場の動向を知る以上に欠かす事のできない大切なことに気が
つきます。


ご存知のように債券の証券化というビジネスモデルで隆盛を謳歌した
金融業界は壊滅的な打撃を受け破綻状態で、生き残る事がすべてで
資本の増強に躍起になっています。そんな状態で新たな投資に意欲
などあるはずがありません。自らの体力を如何に保つかという目先に
延命に懸命ですから財務強化という名の下に、資金の回収が仕事と
なっています。

結果、その煽りをもろに受けたのは高級品ブランドのビジネスモデル
です。あぶく銭のように、右から左へと資金を動かすことによって、
高額な報酬を手に出来ていた人々(俗に言う富裕層の人々)のマネー
は浪費へ流れていた高級マンション・高級外車・高級レストラン・バック
や宝飾品のブランド商品どれも、閑古鳥が鳴いている状態です。

こういった中での私たちのフラワービジネスです。
「売りたい。」「儲けたい。」という傾倒した志向のビジネス展開は
危険です。


今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。



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■  編集後記
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知れば知るほど、この国は真の改革は出来ないなんだなと感じます。
これからは農業だといいますが、
業種が違えばコストパフォーマンスも当然違ってきます。
労働の割には、収入は低いです。

農業への転職を希望する人々は、その当然の現実にしり込みして
転職に躊躇して諦めます。

今までの収入を前提に転職を考えている人々は、考えを変えないので
あれば転職をやめた方がいいと思います。

自然を相手にした農業という仕事は、ちっぽけな人間の勝手な思惑など
通用しません。だからこそ、物作りの好きな人、農業が好きな人でしか
勤まらない職業だと思います。

もちろん、だからといって低収入に甘んじることを前提にしてはなりません。
過去に無かったような付加価値を創造して少しでも多くの所得向上に
貢献することも大切なコンセンサスだと思います。



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■  無手勝流師範(勝手気まま!)
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中古の高級外車と中古の不動産売買は似たところがあります。
一ヶ月百万円の単位で下落することは珍しくありません。
買う人が居なければ物は売れません。
結果、価格は下がります。
これが市場原理というシステムです。
このシステムが顕著に現れている業界が上の業界ではないでしょうか。

ところで今、郵政の資産売却で総務相が騒いでいます。
これは論理矛盾です。

2000億円もする資産をなぜ一民間企業に100億程度で売却しなければ
ならないのか?という問題定義です。
確かに、これは一見、おかしいと見えますが、
これこそ市場原理を無視した論理です。

2000億という資産価値は何処に存在するのでしょうか?
これは無軌道に作った郵政側(総務省)の言い分です。
作るのに2000億円も投資したんだ。
だから、1/20の価格で売却するのは、あまりにも安すぎるという言い分です。
これこそ、本末転倒の論理です。

買う人がいないのに、ノウ天気な馬鹿社長が吼えているのと大差は
ありません。だったら、売らないで運営を継続すればいいわけですが、
そうすると毎年数十億円もの赤字を垂れ流します。
これは企業経営者としては許されることではありません。
即刻、赤字という出血を止めることが先決になります。

2000億円はもう払ったものです。
過去のものです。
これから発生するマイナスではありません。
損をしたという現実は残りますが、
新たなマイナスは発生することはありません。
つまり、損切りです。
決算書では一括損失の計上です。
しかし、維持するということはマイナスが新たに発生するということです。
経営者としてはこれを避けたい。と願うのは常識的なことです。

つまり、問題にしなければ成らないことは、こんな馬鹿げた投資をだれが
したのかという当時の郵政事業の統括責任者(郵政省)の追及であり、
事業売却の方法論や決定事項のプロセスに時間を使う意味はありません。
しかし、2000億円という資産価値の査定に問題があるとは
マスコミは書きません。

なぜでしょうか?
官僚のリークだからです。
問題のすり替えですね。
郵政の資産売却という利益目的のビジネスのステージから政局に
変わった瞬間です。



花大好きどっとこむ 運営責任者 Shunichi Higuchi



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