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Vol 295  2009/5/5 配信済

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■昨年並みの成績は・・・。
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まもなくやってくる花卉業界最大のイベント母の日。
今年は超が付くほどの大型連休開けの第二日曜日。
条件としては良くはないが、さてさて昨年並みの成績は残せるだろうか?
どうも昨年に比べたら注文の入り方が遅いように思われるが・・・・。


さて、世界は豚インフルエンザである。
BSEから鳥インフルエンザ、そして今回は豚である。
何でも食べちゃう人間。本当は何でも食べちゃダメなのかもしれませんね。


そして世界経済では米車産業のビックスリーの一角、クライスラーの破綻。
連邦破産法11条の適用を申請だから致命的なダメージは無い模様だが
ネガティブなニュースに違いない。
三十〜六十日で再建計画のお墨付きを裁判所から貰い、再出発を目指す
という超ハイスピードの再建スキームでの目論見だが、本当に出来るのか?
過去に、このようなハイスピードの例はないそうだ。

ところでアメリカの旧知の友が嘆いていた。
親族がクライスラーの元組合員で、この破綻劇で、大幅に譲歩した組合。
当然、そのツケは組合員の生活に及んでくる。
退職者年金支給額の引き下げと医療保険の引き上げである。
連邦破産法7条の適用の完全な清算でないのが、まだ救いかもしれない。

ところで、オバマ政権も当選から100日目を迎えた。
氷点下の大統領就任演説で新しいアメリカへの再出発というチェンジを
訴えたが、こと経済対策に関しては、金融安定化策へ一直線。

ともかく、ケインズ論を標榜する民主党であるから、どうしても金融を政府
の管理下に置きたい節が見え見えだ。情緒的感情の有権者の目を意識
しながらも金融業界への強制的な公的資本注入で金融業界を実質的な
政府の管理下に置き、次の政策の布石を打っているようにしか見えない。

次の政策とは、貸し渋りの緩和というクレジットスコアーの引き下げだ。
借金でモノが買えるように元の消費体質に戻すということだ。
つまり、多くの人々が借金の出来るようにする事。
自由(放任)を唱えるブッシュ共和党の行き過ぎた結果、大調整が必要に
なった。そこで平等(管理)を唱える民主党オバマの登場となる。

自由と平等の国アメリカだから共和党も民主党も基本的には
似たようなもの。消費大国を守る姿は変わらない。
そうしないとアメリカは違う国になってしまう。
そしてドルが危ない。

よくよくオバマ大統領の言葉を聴くと「投資」「お金儲け」「株式市場」
「消費」を悪いとは言っていない。一部の行き過ぎがダメだといっている。
歴史的に見て何度と繰りかえされてきたこの構図。
レバレッジで成長した資本主義経済アメリカ。
そして失敗したアメリカ。
その失敗をレバレッジでしか取り返せないのは当然の流れ。


1929年の世界大恐慌時とその後の政権交代。
共和党のフーバーから民主党のルーズベルトへ。
当時の大統領就任演説の内容まで、オバマの演説は良く似ています。
つまり、政権交代でオバマ登場は必然で、経済が安定していたら
今のオバマ政権は無かった。

ところで、私たちの日本に目を移すと、大正大不況時には日本には
職は無いと多くの人々が大陸(満州や南米)へ出かけた。
時代背景と国策の違いこそあれ、本質的な流れは現在と変わらない。

企業の日本離れ(資本流出)は進んでいます。
当分は日本の成長は見込めないと生産と販売を海外へ地で求める傾向です。
それに伴い、前回でも書いたような人材の流出です。


まあ、こうは云っても時代は繰り返されるわけで、
時代の求めに応じて姿を変えながら進化します。
その進化の先に自分が思う形と時代の要望にマッチしているかで
ビジネスの結果は決まります。

だから、今が不況だからと総悲観することもないと思います。
生活的な防衛で今を見たくなることは理解できるのですが、
将来の状況を読み解くことの方がどうも大切かもしれませんね。
今、手を打ちながらも自分の将来を信じることが大切です。




今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。


花大好きどっとこむ 運営責任者 Shunichi Higuchi



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■  編集後記
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ところで、このレバレッジという言葉だが、テコの原理のことをいい
少ないエネルギーで大きな効果を狙う。
一見、私たちには縁の無い仕組みのようだが、実は広くこの仕組みは
私たちの生活の中に行き渡っている。

言葉を変えればすぐに分かると思います。
「借金」「クレジットローン」「住宅ローン」「サラ金」
これ皆、レバレッジの変形です。
いやレバレッジそのものと言えるかもしれません。


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■  無手勝流師範(勝手気まま!)
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世界の人口は増え続けいますが、反面日本は減っています。
この現象を思えば簡単に、この先の日本経済がどうなるかという
疑問が解けると思います。

つまり、国内での生産と供給、そして消費は減り、「モノ作り」で外資を
稼いでいた時代から、蓄えた資本を投資して利益を稼ぎ出さざるを
得ない時代に入ったということです。
つまり、ヒトも資本も海外へシフトするということなのです。

私たち日本人がどう思うとも、世界から見れば日本は間違いなく
お金持ちの国(債権国)なのです。

世界から儲けた利益をどう使うかを世界は見ています。
これもひとつのグローバルな姿でしょうか。
私たちの日本はひとつの段階(時代)を過ぎたということですね。




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