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Vol 308  2009/10/20 配信済



■花を職業としたい。

花を職業としたい。
ではなぜ、職業として花を選択したのか。
理由は様々だろう。

先ず、「花が好きだから。」
次が「実家が花屋だった。」
「花に囲まれて仕事できるなんて幸せ。」
「なんとなく気がついたら花屋だった。」
こんな感じで今があるかもしれない。

「ウェディングブーケを作って歓ばれたい。」
恐らくファンション系のウインドディスプレーだと思うが
「店先を飾りたい。」
そして強烈に抽象的だが「花をひろめたい。」
そして具体的で小さな目標の
「自分のフラワーショップを開きたい。」
で締めくくられる。

まあ、人それぞれの思惑での参入動機であるから
答えはありすぎて、また感覚として説明は難いという
理由もあるだろうから、まあ、こんなものだろうか。

そこで、ここまで読んで感じてられていると思うが、
ビジネスとして利益抽出論的な具体的な動機が
無い。お金を出資して花ビジネスに参入するわけ
だから基本中の基本であるため、利益について、
あえて言うことを避けているのか定かではないが、
肝心要の儲けという具体論で語ってくれる人は
出てこない。

つまり「儲かりそうだから」とか、「儲けたいから」という
お金儲けとしてビジネスセンスで答える人は万に
一つも無く、もう極端なくらいに皆無に等しい。

正に、アニマルスピリット
(動物的本能・・・感情ともいっていいかも。)
で花の世界へ飛び込んでいるようだ。

味気ないかもしれないが、そこには勝算とか、
成功率、利益率、成長率、損益分基点、そして
マーケット規模など、ビジネスなら当然、前もって
知っておくべきデータの活用も無く、好きだからという
理由で商売を始めた猛者が多く存在する業界である。

もちろん、誰しも商売を始めるにあたって儲かって
繁栄したいと願うものだし、嫌いだから参入したという
変態が居るはずも無い。

しかし、肝心要の利益を出す方法論という、
この当たりの感覚が希薄で漠然と花業を営んでいる
ように思えて成らない。

また花屋を始めたならば、直ちにお金(資金)の問題
は降りかかってくる。
そこで、「コンセプトの天敵は売り上げである。」という
現実を知ることになる。

クリエィティブ感覚旺盛な人間が予算会計を苦手と
するように、ここが経営のバランス感覚に欠ける花屋
の実態かもしれない。まさに、このあたりが花屋の花屋
である所以であるのようだ。


私事で申し訳ないが、私は花が好きだというよりも
フラワービジネスが好きなだけだが、でも好きであっても、
ビジネス的なことを思えばダメなものはダメなわけで、
これを希望論や正義感だけで動くと気がつけば死の淵
に立っていたというようなトンマなことになってしまう。

恐らく、三十年先まで花業界は売り注文で一杯だと
展望できる。簡単に言えば成長は期待出来ず下降
することは間違いということ。

まあ、この下降トレンドは花業界に限ることではないが、
他産業も然りで、日本丸の全体経済が傾いている
状態で、これは次世代に適応できない構造の欠陥
だから花業界だけが成長することは有り得ない。

そんな日本丸だが、もちろん、成長する産業も業種
も出てくる。それはあくまでも隙間産業的なサービス業務
であり、また莫大な国家予算を計上しなければならない
ような高齢化問題対策で創出される産業。

しかし現在の構造的な欠陥を補い、国民所得を押し
上げる程の代替産業になりえることは有り得ないし、
失業率の上昇を抑えるような受け入れ先にもならない。
ますます国家財政を圧迫することは避けられない。

恐らくこの問題が解決できる時期は三十年先の
人口の逆ピラミッド型が正常に底辺が広く、生産性
ある若者が比率として多く居る形に戻る時期じゃな
いかと思われる。

つまり、現在六十歳以上の先輩諸氏が人生を
終える時期。したがってミクロ的な観点から、これらの
一点の成功例をみて、俺も私もというビジネスチャンス
の意気込みは警戒が必要だ。

将来の国策は内需だと伝えられているが、しかし、
国内で作る必要もないものを今尚、高賃金で作って
いる国である以上、そのメッキは必ず直ぐにはがれます。

これが構造的な欠陥。
民主党だ、自民党だという問題ではない。
どちらが政権をとっても問題は同じように生じる。

■  編集後記

「信じれば夢は必ず実現する。」
これは自分が信ずるしか手はないわけですが、
自分のやることで成功を願うならば、
信じた方がいいでしょうね。
簡単に言えば自分を暗示にかける事なのですが、
案外と効果はある。

一人で出来ないことがあるなら少しだけ理解ある
シェアしてくれる仲間を探せ。
一人では、どうすることも出来ないこともあるさ。


■  無手勝流師範(勝手気まま!)



<性善説のお人好し日本>

世界には国家なんて信じない人が大勢居る。
国家という名の下に権力を持ち、政策と法律を
一部の権力者の都合の良いように作り変え
実行するのは同じ人間だ。
歴史を少しだけ調べれば解ること。
この繰り返しといってもいい。

しかし、日本国民はお人好しで、何度国家に
騙されても国家を信じ頼る。自分を信じれば
良いものを見たことも無い他人を信じようとする。
そして、社会保険庁のような国家ぐるみの
大詐欺に引っかかる。悪をしでかした張本人
(官僚・政治家)の断罪もなく「起きたことは仕方
が無いから、これからしっかりやってくれ」ってな
寛大な意見が被害者である国民の中から出てくる国。
こんな国家は世界にはない。
悪は必ず罰する。

何でもそうなのだが、入り口と出口があるように、
また一年に一度の決算という形で企業にもけじめが
あるように、膨大なデータを処理する銀行のシステム
も必ず毎日どこかで数字合わせの締め処理がある。
マイナスとプラスを一致させて一日が終わり、
今日が始まる。

もう、いつまで国家の政策におんぶに抱っこで頼って
いれば気が済むのだろうか。もちろん本当に
公的資金(税金)で社会的な救済援助を
必要な人々は居るだろう。

しかし、そうでない人まで官僚社会主義国家の
日本に頼るか。いままで国家に頼っていいことは
無かったはずだが・・・・・・・。

選挙で政権政党に就いた政府の政策がマクロ政策
になるのは当たり前。全体のバランスを測り、予算の
出し入れで全体をみる。

その中で、恩英を受ける国民とそうでない国民が
出てくる。まさか、ミクロ的な見識で自分には火の粉は
降ってこないと政権政党へ一票を入れた訳ではない
はずだ。

身近なところで、企業内で社長が変われば方針も
180度変わることは当たり前。そして、その結果、
地獄と天国の人事が待っている。
だから当事者は必死で権力闘争を繰り広げる。
この構図が国家組織になっただけ。

だから、二大政党制で政権が変わったらどんな
ことが起きるかを予見しなければならない。
(野党時代に散々、自民党に煮え湯を飲まされて
きた民主党の反動は強い。)

自民党とは真逆の方向を向く傾向にある。
つまり、自分が不利な立場に追いやられると
思うならば素早くそれに対処しなければ、
自分の立つ場所は完全に消滅する。

広い世界には、この構図を知り尽くしカメレンオン
の如く素早く対応する術をもった者でしか生き
残れないことを知っている。

必然とはいえ狭い島国で生まれ、単一民族の中で
育った暢気な日本人とは全く違った世界観を持ち
大陸を生きぬく。
国境も領土的な感覚もなく強かに経済活動を
行う人々だ。あるものは経済的な利益と民族意識。
そして誰よりも自分自身を信じている。

これはご経験のある方は解ると思うが、日本語の
通じない世界の果てで日本人に会うとホッとしたり、
ましてや同郷となると手放しで安心感が湧いてくる。
是非はともかく何ともいえない一体感が出てきたりする。
だから国家意識というよりも民族という意識の方が
強いことがわかる。


恐らく近い将来、アメリカとの安全保障関係は切れる。
というよりもアメリカが日本を守ることがお荷物になる
時が必ず来る。そうなると日本にも自国は自国で
守るという根本的な防衛論や経済論が出てくる。
ここで本当の日本の力が試される。

だから、いつまでも誰かに頼る意識は捨てる方がいい。
経済的な関係もドルの崩壊(アメリカ国家の破綻)
で今のような関係じゃなくなる。

ただ、悲観論者多きマスコミの報道にはくれぐれも
ご注意を。
マスコミの言った通りの世界になったためしがない。
何層に覆い被り真実を遮った国内のマスコミ報道
では絶対に世界の動きは解らない。
日本のマスコミは主観なき迷走といえる。


Shunichi Higuchi

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