楽しい職場の組織作り
花の仕事は技術職が強い職種のようでありますが、
実はサービス業でもあります。
また、提案型のプロモーション思考も必要な仕事です。
現在、盛んに個の重要性が問われています。
自分をもっと大切にと、やりがいとお金を計りにかけたような論調が目立ちます。
そんな傾向からでもないと思うのですが、主体性と自主性を発揮して、自らの
アイデアで会社を守り立ててほしいという経営者に良く会います。
ところがそうは号令をかけても、スタッフはいきなり働いてはくれません。
「任せるから自主性を発揮してやってくれたまえ。」
なんて口先でそう言ったところで誰も働きません。
そんな虫のいい経営者の思惑なんて見透かされてしまいます。
また、無理やり任せてみたものの、
「任せたのに、まったく、うちのスタッフには困ったもんだ。」と
嘆いてみても後の祭り。
そんなやる気の無いスタッフに仕上げたのは経営者あなた自身です。
いや、やる気が無いのではありません。
出来ないように仕上げた結果です。
スタッフの働きに疑問とお悩みを抱えた経営者様。
組織というものは、「好きにしてやってくれ」なんていっても、実は
出来ない仕組みなんです。
その主たる原因のひとつに小学・中学と義務教育で国家の方針のもとで組織人間を作っているからです。そういったひとつの組織というか形が潜在意識の中で形成されているからなのです。これは、余程の反逆児か天才でしか自分の色を出せない仕組みです。
つまり、文部省の教育指導のもと組織人間製造株式会社(日本国)で教育を受けた大多数の日本人スタッフたちは、無意識に組織人間と化しています。だれが悪いわけでもなく、そういう流れできているスタッフに、いきなり自主性を求めても無理だということになります。
ところで、当たり前なのですが自主性とは個が主なんです。
任せるとは、そんな主が幾人も同じ作業や仕事を共同でやる事なんです。
もちろん、リーダとして話をまとめるスタッフは必要ですが、
一番偉い存在でもありません。
ここは信頼関係で成り立っています。
つまり仕事の分担をわきまえているという事です。
「これはやっぱり奴には適わない」。
「でも、これは俺の方が、私の方が上手くできる。」という関係です。
それぞれが他のスタッフの能力を尊重しながら、協調関係で自らの知識と能力を発揮してチームワークを基本に組織は形成されます。
このような組織図からは、他人任せで、どうせやったところで上司から手柄を横取りされるというような投げやりな気持ちも現象も起こりません。きっと、これから成長し威力を発揮する組織はウェブ型になるでしょう。出入り口はどこにでもあり、また、直ぐに別の部屋(組織)が出来てしまう柔軟性をもったものが新しい組織図だと思います。最高幹部がこけたら下の組織も壊れるピラミッド型の組織図は、益々崩壊するでしょうし、そんな組織からは生産性も、進化も、向上心も、探究心も起こらない。
ですからボトムアップやダウンという概念はないことになります。
一人のスタッフが提案主張したものを皆が認めれば、提案者が中心になるという考えです。これを相対的な流れの中で変化させればよい事です。
結果、幾通りもの主体性が現れます。
では、話を戻して、どのようにして自主性あるスタッフを育てるかですが、失敗を許す事から始めなければなりません。取りくむ仕事に失敗はつきものです。また、決め事はスタッフ自身に任せる。たとえ「私には出来ません。」といわれようが知らん顔。
すると、しぶしぶ「俺しらね〜からな!」なんて捨て台詞を吐いてはじめます。このとき、もしも失敗しても責任は取らせないで下さい。また、叱り飛ばさないで下さい。
偶に、こんな光景を目にしますが、直接いわずとも小さな声で「まったくよ。なんでそんなことが判らないのか?」と眉をひそめながら。ささやく経営者がいますが、絶対にこんな言葉を吐いてはなりません。悪口はどんな小さな声でも聞こえるものです。これが信頼感を失わせていきます。また、小さな囁きが、結果大きなマイナスの起因となることも。
任せたのは経営者です。
任せるということは口を出さないということでもあるのです。
そして、上手く出来たら褒めてください。
任せる事に覚悟を決めてください。
信じる事です。
こういった社風つくり、組織つくりをしなければ、これからの競争には
絶対に勝てる事はない。いえ顧客に支持される商品、サービスは生まれない。
また、自主性のある優秀なスタッフも育ちません。
また、自ら改革案を考え出す事もしません。
このような環境で働く人々には、光を感じますし、つまらない常識もありません。やって失敗して、また、やり始める。そこには、いつまでも失敗を引きずったり、後悔や落ちこぼれ、また、ネガティブな発想もありません。
ああ、なんて楽しい職場なんだろう、と皆さん思いませんか。
でも、既存のポストに納まっている人は苦虫をつぶしたような顔でこのメルマガを読んでいるのでしょうね・・・・?
今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。
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■ 編集後記
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私はいつも、面白い取り組みをなさっている方々を探しています。
もちろん、面白い考えをもっている方々も探しています。
多くの人と接すると楽しい事ばかりではないのですが、
それでも、時たま面白い方に出会えると、そんな嫌なことも忘れます。
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■ 無手勝流師範 (勝手気まま!)
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一つのことに固守しない柔軟な思考が利益をもたらす。花屋でも、なんでも良いのですが、現状の資源・施設・サービスを有効活用するという取り組みが必要です。
言い換えれば何でも金にしてしまえという合理的な取り組みともいえますね。一つの資源で幾通りもの利益抽出が可能かもしれないという思考の訓練が普段から必要です。
ですが、お金があると人間はこんなこと考えないですね。何でもお金で解決するという思考回路でバブル期を生き抜いた人々には中々なできない考え方なんですね。
ですから、負の遺産としてバブル期を経験していない若者達には壁もしがらみも本来は無いはずですが、ところが、どういたしまして先輩の言う経験則で口角泡をとばすように説かれるとコロっと従ってしまいます。
まあ、知らないから、そうかなぁ〜って思ってしまうもの仕方がないことですがそれで、上手く事は運んでいますか?事実は中々上手く事は運ばず、試行錯誤・暗中模索状態ではないですか?
もう、常識を壊すかしかないのかも知れません。
常識を壊すって未知の領域に踏み出す事でもあります。
だれも経験したこの無いことをする事なのです。
だから、不安は付き物です。
反対意見も多くなります。
また、馬鹿にもされます。
でも、これをやれた人が成功者となるというのは社会の常識とは、
皮肉なものですね。
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