HOMEへもどる 花大学.com
もっと早く情報をご希望の方はメールマガジン登録するにはこちら NEXT
Vol 70   2004/4/27 配信済

 母の日需要
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

母の日需要は花業界にとっては一大イベントである。どこの販売店も売上が大幅に伸びる。極端な例は一年分の売上と同等の額を伸ばす販売店も在るくらいだ。そのためのアルバイトを臨時で雇い準備する。そう普段の体制では追いつかないからだ。

特に他方への発送を早々と宣伝して顧客取り込みを進めていた販売店は著しく売り上げが伸びる。店頭小売を主体にしている店とは大きく差が出てくることは間違いない。

一ヶ月も前から店先にサンプルを作り、母の日コーナーで購買意欲をそそる演出だ。デパートのお中元やお歳暮戦線のあの売り場を思い出していただければ、よく判ると思う。

そこには花業界人の好きな売り手のウンチクなど機能しない。「目的の日に」「欲しい商品が届くか?」そして、注文が簡単に出来てしまうかというロジックが簡素化しているかがキーに成る。そうユーザビリティーの徹底された売り場を提供できたかということに尽きる。

そして、もっとも売れる価格帯に的を絞り、魅力的に展示するその妙技は花屋じゃなくて他業種の方が残念ながら優れているように見える。

100円玉を数枚握りしめた子供達がお母さんに気持ちを伝えるためにカーネーション一本を買い求めて花屋の店先を賑わしたのは過去の出来事のようだ。そういった時代が懐かしく思うほど、現在の子供達の様代わりに驚かされる。いまや5,000円〜10,000円を持った小学生は珍しくない。

逆に大人達のほうがシブチンではないかと思えるような現象を私は何度も観てきた。また、商品を決めるにあっさりとしたものである。そこには大人たちのような打算はない。ただ、ただ母親を喜ばしたい、贈り物をしたいという一義での行動であるようだ。

見た目には不良そのものというヤンキーな高校生が照れながら、花を買い求める姿に、花は良い商材だな、と何度思ったことか。そういった意味から多くの消費者が花を求める母の日にこそ、花のよさを広めるためにも、また、各販売店の繁栄の為にも、良い商品をそれぞれのアイデアで独創性ある商品を送り出して欲しいと思う。

サービスもお忘れなく宜しくお願いします。

今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。


*********************************************************************
■ 編集後記
*********************************************************************


毎年、毎年母の日が来ると感じる事がある。
それは、売り場が増えているという事だ。

普段は花など全く無かったようなショップに忽然と母の日のギフトが
並ぶ。大体は鉢のカーネーションが主体だが、綺麗にラップされた
その花はどこから来るのだろうと思う。

近くの花屋さんか、それとも流通業者か、売れるものは何でも
売ってしまえというショップの知恵なのか?


*********************************************************************
■ 無手勝流師範 (勝手気まま!)
*********************************************************************

花大好きどっとこむ“は、業界内外を問わず、花に関しての情報を発信するメディアであるという自覚とそうしたいという希望が運営者にはあるのだが、見ていて下さるユーザーさんがそう思っているかは私にはわからない。

人間の思考は十人十色。良くも悪くも様々な感性と記憶、そして経験から構成される潜在意識で人それぞれの行動も発言、評価も変わってくる。

ところで、先日行なわれた第二回花大好きどっとこむオフ会。このオフ会という集まりに対して、こうも人によっては見方が違うのかという経験を私はした。

ここでオフ会という名前の語源だが、日頃インターネットを通じてデジタルな交流からインターネット無しの交流を図るという意味で「オフ会」と言われている。オンネットからオフネットという意味で「オフ会」である。

つまり、実際にお会いして顔の見える集いである。ただ、それだけの意味で主催者として「皆さん集まって情報交換を」と呼びかけであったのだが、「どんな会ですか?」という問いかけには、正直、その時私は言葉が出なかった。「えっ、何を説明すれば・・・・?」という感覚であった。

ところが、後々、考えてみると人は情報で左右される。また、オフ会という意味は知っているが、内容を問題視しての発言なのかも知れないと思うようにもなった。

そう、ただの情報交換ではつまらない。有料でも良いから実のある交流会、または実のある情報が必要と思ったのかも知れないとも思った。人は十人十色で私の想像も及ばない見方をする人もいるのかも知れないとも思った。

もちろん、主催者特権で理解してくれないものは、「ご勝手にどうぞ!」と聞かぬフリも出来ようが、それでだけでは割り切れない何かが私の中に残った事も事実である。



HOME 目次へもどる NEXT

著作権は「オフィス花大好きどっとこむ」に帰属するため、掲載記事を許可なく転載、複製、流用することを禁じます。
Copyright (C) 2004 〜2007http://www.hanadaisuki.com. All Rights Reserved