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■ 時流
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いきなり残念な話だが、花の小売業は尻すぼみの状態だ。
特に地域密着型のお花屋さんにとっては、どこを見ても良いデータは出てこない。現在小売商を営んでいる花屋さんも、これからお花屋さんを開店という人も例外なく、先行き厳しい商売が待ち受けているといって間違いない。
小手先をいじってみてもそれほどの商況は望めない。というよりも現状のスタイルではまず勝ち残れないということだ。それもこれから先10年20年のスパンで厳しい商況がつづく。
私は悲観的に物を捕らえるほうではない。どちらかというと楽観を公言するほどの楽天家であるが、しかし、どこから見ても良い情報は出てこない。それには理由がある。
お金を自由に使える人が減っている。なぜ、減っているか?日本の経済が萎んでいるからである。これは間違いなく言えることである。技術、人、情報、生産とあらゆる経済の中枢をなすものが、この日本から出て行っている。
これらの資源が私たちの周りから消えている状態で、どこにマーケットが成長する手がかりがあるのでろうか。一般的にどんな商売でも時流というものがある。「風が吹けば桶屋が儲かる。」ではないがすべての商売は世界経済とリンクしている。現在の経済は世界的なグローバル中でつながっている。
人もお金も世界中を掛けめぐる。その流れが日本という国の上には流れないようになっている。必然、所得は目減りする。
簡単な事実で大手資本はすべてといっていいほど世界各地へ出て行く。
企業が海外で生産を始めればそこで働く人々は現地の人間である。
日本からわざわざ高コストの人材を雇うことはない。
つまり職を失うことを意味する。
収入が減っているのだから、消費はもちろん減る。
また、そのため大切に家計をやりくりしながら金を使うようになる。
だから、スーパーの安価な無店舗販売は延びている。
カジアルフラワー売れるのはこういった理由があるからである。
とっても簡単なマクロ経済の流れである。
国民一人一人の所得が好調時のバブルのころも、このカジワルフラワーと
呼ばれる安価な無店舗販売はあったがそれほどの成功例はなかった。
当然である。
時代はバブルで所得が堅調で国民総中流家庭という意識の中、
また法人需要が好調なときに好き好んで安い花など買うわけがない。
所得にあわせた消費行動があった。
そのため高級切花やシクラメンやシンビジュームなど
高級園芸の家庭内消費は好調だった。
今更、言うことでもないのだろが、ミクロの経済を見ながらのビジネスは危険が
多い。目先のことしか見ないと大きなやけどをするということである。
マクロからミクロという見方をしていただきたい。
こうすればきっと私の商売は上手くいくという、軽はずみな思考で
描いたモデルはマクロ経済の中ではなんらの力もないことを知ろう。
すべてはマクロという経済の流れの中で動いている。
つまり時流をつかむことが、ビジネスの始まりなのである。
この流れをしっかりと見定めて、各々のビジネス展開を図ってください。
今回はこれで終わりです。
では、また次回をお楽しみに。
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■ 編集後記
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夏が終わりました。
台風が窓を叩いています。
また、高原野菜が豊作で価格維持のため廃棄されています。
なんだか・・・・・・。
経済って、一体なんだろうと思う瞬間です。
また、食物って何だろうという時でもあります。
あるところは食料難で死者を出している。
また、あるところは所得を下げないために食物を捨てる。
なんか変ですね。
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■ 無手勝流師範 (勝手気まま!)
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伸びないビジネスには、一定の法則がある。
その法則とは意思伝達能力の欠如である。
人にものを伝える能力といっても良いだろう。
伸びるビジネスは人々が知りたい情報を聞かれなくても、
発信しているビジネスである。
みなさんもご経験があると思うが
個人的には口下手という口実ですんでしまうことでも
ビジネスの世界では、この口下手が折角のチャンスを
台無しにすることがある。
また、社内の業務システムを新人に伝える場合の
マニアルはあるかご検討いただきたい。
そこには先輩たちの経験則重視でその場しのぎで
業務を伝えていないか。
新人は頭の中は真っ白である。
与えられる情報に従う本能がある。
その際に、先輩としての各々の経験則から好き勝手に
指図すれば、新人の頭はパニックである。
一体、何を基本として仕事をすればよいか迷ってしまう。
これは、相当なストレスなのである。
新人歓迎会で酒の場を設けてみても、新人にとっては
快い場所のわけがない。それよりもやる気に火をすすぐ施策の
方が大切だ。
人が育たない、すぐに辞めてしまうという人材の定着率の悪い
会社は再検討が必要だ。
人は職種よりも、こういった人間関係や業務マニアルの不備から
やる気を無くす。
いつまでも古参の人が、経験則でその部署に漂っているのは
人が育たない原因であることが多い。
コストカッターで業績を好転させたところで、それは一過性のものであり
人材という宝をどう生かすかで、その企業の将来は占える。
伸びない企業は必ずといっていいほど人材に投資をしない。
著者からの提言
「そんな会社から早く足をあらえ。」
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