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Vol 9 2002/03/12 配信済み NEXT

花の業界情報 「買参権」



花市場の"買参権"(ばいさんけん)これってわかりますか?競売に参加できる許可章です。もちろん「下さい。はい上げます。」てなわけで簡単に取得することは出来ません。

 取得するには業務実績、同業者の推薦といった条件、営業本店地の有無、謄本、残高証明等の公的証書。つまり、自分の事業証明ができる書類が必要なんです。要するに資格審査されちゃうのです。

 特に農林水産大臣の認可という中央卸売市場法下で運営されている市場で取引を希望される場合は上記のような買参登録の諸手続きが必要です。

しかし、なぜか審査書類や諸条件が整っているのに、権利取得に約半年近く待たされるそうです。認可する行政の思惑も多々あるでしょうけど、昨今の行政の汚点が、こうも世の中に露見してくると、なんだか胡散臭く感じます。なぜ、半年も係るのか理由が知りたくなります。 

 過去のように今は乱発していないと聞いています。近い将来、人気市場の買参権のリースが密かに行われる時期が来るのではないでしょうか。事実、仲卸ブースの権利は売買されているものね。

 
 ところで本題です。許可章の有無で花卉業界全体、もしくは消費者に与える利益など、買参権という権利は本当に必要かということにフォーカスしてみたいと思います。恐らく買参権の価値についてのコストパフォーマンスなんてことは、行政はやっていないだろうな、と思います。そんな暇はないもんな!!
 
 私も冒頭に書いた諸条件を満たし取得していますが、本心を申しますとこんな買参権など時代に逆行していると思っている一人です。本当は必要無いと思っているのです。こんな事言い出したら、きっと買参権という既得権にしがみ付いている人々に睨まれそうですね。でも本当に必要ないと思っているから仕方がありません。

 要は選別機能としてのシステムであるようですが、権威主義者の官庁仕事の一つとして、さも必要であるかのように権威をつけて取得を難しくしているようにしか見えてこないのです。買参権の存在目的をよくよく考えて見れば、どうも今の時代とずれているようにしか思えないのです。


 話は横道にそれちゃいますが、自動車学校も似たようなもので、これに該当するのではないでしょうか。難しくして「安全」というお題目でお金がかかる仕組みになっているのです。

 ちなみに私はアメリカで免許を取得して日本の免許に切り替えました。日本流に云えば"ズルイ"類に入るのかも知れません。アメリカ(カルフォルニア)ではドライビングスクールにも行って
ません。免許取得に費やした時間は30分程度、お金は昔のことで正確な金額は忘れましたが、1ドルか2ドル程度だったと思います。

 今は物価の関係で費用は数ドル程度、上がっているかもしれませんが、システムそのものは変わっていないと聞いています。では、なぜ、日本でもっと免許所得を簡素化できないのでしょうか?不思議です。(不思議ではないことは良識のある皆さんはお分かりですよね。)

これだけのコストと時間を掛けなければ取得できない日本の自動車免許が、実技試験もなく書類申請さえすれば、簡単に取得できます。本当に変ですね。国が違うとは云え、アメリカがルーズなのではなく日本が複雑過ぎるのですね。

 また、一方で安易に免許を出すと危険だ、無法者の暴走族を増やすだけだ、と安っぽい規律主義者の声が聞こえてきそうですが、真相は別のところにあるのでしょうね。

 実際に私はアメリカで2年ほど車に乗っていましたが、間違い無くアメリカのドライバーの方がルールを守っているように感じました。確かに無軌道なドライバーもいましたが、それは日本も同じ事です。モラルと免許取得は全く別の問題であると思います。それと車検制度もね。今の国産車は故障しない代名詞になるくらい優れたメカニックを持っています。エコ対策でガステストやればいいのにね。


と、本題に入ると言いながら、またまた横道に反れてしまいました。本題は買参権の意義でしたね。花も商業栽培されて、儲けを目的とした花屋へ売るわけですから、誰に売っても花業界の拡大は図られるというものです。目的は販路拡大と花卉業界発展です。だったら誰にも同じ土壌で自由に売れば良いと思うのですが、違いますか?

 もう、生産者保護、市場保護、花商保護(花商については、あまり保護されていませんけど)昔からそう成っていると言うだけで商慣行に流されているだけと私は思います。誰しもが同じ土壌で花を調達出来る様にすれば良いと思います。プロとアマの差は技術力とその独創性にあります。

 スタートは誰しもいっしょ。その後から差がつくのは仕方がありません。今は昔ほど仕入れの技量は要りません。セリ人との駆け引きもありません。機械仕掛けのセリ機の端末を押すだけです。またインターネットで簡単に買える時代です。花取引で登録買参人側とネットを奨励する花市場と、もめることもありません。




 次に、素人がプロの世界のセリ場に入り乱れると相場が乱れるという声を良く聞きます。しかしねぇ、あなたもはじめは素人でしょう。違いますか?最初は素人だから失敗の頻度は高くなるのは当たり前です。

 かくいう私も素人の時など、それはひどい月謝を上納したものです。しかし、今は鼻歌を歌いながら、なんのプレッシャーも感じず、買うことが出来ます。誰しも失敗は嫌です。だから真剣になります。そうしているうちにプロの仲間入りです。

 市場での販売ロットが多くて買えない人は仲卸で買えば良い。それでも買えない人は花屋で買えば良いことです。単純でわかり易いですね。これって自然の摂理(流通の基本)です。ほっといてもこうなります。そこへ権威を振りかざす行政が入ってくるとややこしい規則を作ろうとします。そしてコストが上がります。保護される必要も無い輩の為にコスト(税金)を掛けます。それが今の買参権です。そして、花業界のパイを狭くします。もっと自由に素人からプロまで入り乱れた方が花産業は必ず拡大します。

 また、決済が心配ならクレジット決済を導入すれば良いではないでしょうか。誰でもがクレジットカードが持てるように、また、決済期間の延長で生産者が困るのなら、その時こそ行政が一時的にバックアップすれば良いのです。それが行政の仕事と思うのですが……。



編集後記
もう、ここのところマスコミを賑わしている政治や行政の汚点。茶番劇的な題材で一面を賑わしているマスコミの姿勢も嘆かわしいです。

なぜ、こんな結果になるかなんて事を心底掘り下げて、追求する論調が無いことも嘆かわしいです。きっと、本音の部分まで掘り下げたら我らが愛する日本国が崩壊するのでしょうね。

「いつまで続く、現象の表面を突つくだけの一過性の報道」それに群がる付和雷同の国民性。



花屋の本音トーク
巷では「記憶にございません。」「只今調査中です。」「追って結果をお知らせします。」なんて云っちゃって、事の真相を時間稼ぎで誤魔化そうとする大人たち?が大勢います。

そういう奴らほど、記憶力は抜群ですよ。そういう勉強(暗記)してきたからね。まずい事みんな知っていますよ。覚えていますよ。知っているから隠せるよ。もしも、気がつかなきゃ、もっと世の中良くなっている。

また、"本質を突く"なんて勉強していたら偏差値の高い大学なんて入れません。決まったパターンを記憶することが、今の日本の学校教育ですもんね。いえいえ受験教育と訂正します。

そして最終学府を終了し、国のお金で高いコストをかけて留学して、碌な成果もなく、諸外国の事情(夜な夜な文化)をマスターしてくりゃ、もう外国帰りという箔はついたも同然。

とっくに外国帰りというステータスは形骸化したと思っていたのだが、まだまだ、根深くあるようですね。島国根性ニッポン!!これじゃ自分の生まれた国を愛するというナショナリティーは育たない。

一方、真剣に本質を突いた勉強をした賢者は先見性と流動性があるから、国のお金で勉強して、とっとと行政官の仕事から見切りをつけて自分の人生に国の資源を使う。賢いねェ〜……?

リストラの変形で企業の希望退職での現場も然り、優秀な人材が進んで、希望退職願いを積み上げて企業側の思惑と逆現象になって企業の力を弱体化している。行政の世界然りである。



------- おまけ ------
時の行政はどこから見ても馬鹿ですよ。そりゃ訳のわからない言葉を並べて、さも俺は賢いぞ!俺は何でも知ってるぞ!という風に、新聞の社説を棒読みしているような言葉は吐きます。


だから屁の足しにもならないような屁理屈は反吐が出るほど知っています。いつまで既得権益にもしがみ付いてを守ろうとしているでしょね。

だから馬鹿だって言うの。先に書いたように有能な人々はみんな辞めてますよ。ところで、いつから日本は馬鹿の定義まで狂ってしまったのだろうね。

まあ、彼らから云わせれば、この不況化、日の丸お上で安泰にしがみついてるほうが偉くて、出る方は馬鹿だと成るのでしょうけど…・?

また、そんなことない、と行政官を贔屓目に見ている方は反論もあるかと思いますが、反論を唱える方になぜこうまで、私が彼らを馬鹿呼ばわりするかと言う答えは簡単です。

聞けば「あっそうか」と思いますよ。
その答えとは同じ失敗を何度もくり返していると言うことです。

皆さんはお子さんに説教するとき言いませんでしたか?
「一度や二度の失敗は堪忍できるが、何度も同じミスをくり返し犯すようじゃ馬鹿だ!!」とね。

狂牛病、ヤコブ病、カネミ油症、森永ヒ素、ハンセン病、エイズ薬害訴訟……などなど上げれば、まだまだたくさんありますが、これら悲惨な事実は、みんな官僚がやるべき仕事を怠ったため引き起こした人災でしょ。同じ失敗を何度も繰り返す。間違い無く馬鹿だ、とは思いませんか。


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