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すべてのビジネスはメディア化する。 2004/7/15


今更インターネットというツールについての利便性や必要性を説くことはないだろうが、それにしても花業界でインターネットはどこまで普及しているのだろか。ここでいう普及という言葉はハードとしてのパソコンがそこにあるということではない。使いこなして利益に貢献できているかということである。




私はさまざまな花の職場へ訪問させていただくが、それを専門業務としている
企業以外でネットを使いこなしている企業に出会ったことがない。
とくに管理職にその姿が顕著に表れる。

もちろん高度なシステムを動かしているようなウェブサイトをお持ちの企業は
外部のプログラマーが存在する。また、SE(システムエンジニア)やウェブデザイナーなど、アドバイザーも存在する。そして彼らがネットへのデビューを現実にしてくれる。
またグループウェアの導入により情報の共有化も実現してくれる。

この時点で、もうインターネットのことは彼らに任せれば心配ないと思う経営者が
意外に多いのも事実。しかし、インターネットの活用やウェブサイト運営とは、
そんな生易しいものでない。まず、外部へ丸投げで成功した例は皆無に等しい。

プログラム通りに動けば、それで完結とは言い難いのがインターネットの世界である。
つまり動くだけでは利益は望めないということである。
パソコンがずらりと並んだ机の上の光景はそれらしい。
しかし、それらしいということだけだ。


その点で言えば、ネットというツールを確実に使いこなしているのは
SOHO系のネットショップウェブマスター達では無いだろうかと思ってしまう。
彼らネットショップウェブマスターはすべてを自分で運営するため
必然と知識豊富になる。そして、スキルも向上する。

また、業者を頼ろうにも資金の乏しい現実の中では、如何にコストを掛けずに
行えるかで利益にも跳ね返ってくる率も高いわけだから、必然本人の学習姿勢は
社内スタッフより数段も高い。


セキュリティーモラル、トラブル対処方法、また、フリーソフト、シェアウェアの導入など、
あらゆるものを、そして情報収集の多くもネットを活用する。
だから必然的に検索能力に長けてくる。つまりインターネットが生活の一部なのだ。

ちょっと話は寄り道にそれてしまうが、花企業が優れた人材を求めるのならば、
専門的な花業務も大切ではあろうが、こういったネットスキル、
特にホームページ制作スキルをもった人材を一部雇い入れることが
企業の活性化と成長を促進する社内改革に欠かすことはできないと思う。


システムエンジニアやプログラマーまで自社抱えることはない。
自社サイト運営のプロジェクトリーダー的人材を一人確保すれば、
その効率は飛躍的に高まる。


一般的にパソコンを購入して、まず最初に行うのがインターネット閲覧、
そして次がメールソフトの活用、そして表計算やワード、次が各々必要とする
ソフトである。しかし、ビジネスということを思えばホームページ運営というメディア作りが
発展的利益を可能にする一番の近道である。

情報発信、また収集というその姿勢には、企業で働く人々には絶対にまねのできない
行動力がある。つまり個人の能力に総合的な差が出てくるということである。



そこで、なぜホームページ運営スキルが必要なのか。
攻撃的なメディア戦略というホームページ運営では、何が必要な情報なのか
というものを掴まないとユーザーの支持もなく成功もおぼつかないからである。

その点、往々にしてあるパターンで企業サイトは外部にすべてを依頼するから
だろうが、そのモチベーションが他人任せの感は否めない。
だから、ますますインターネットというツールを使いこなす差に開きが生じる。
マクロ経済を見る目、他産業の動向など情報収集という範囲は決定的に彼らは広い、
また、その情報から着実に売り上げに結びついた活用法を実現している。



業務が花だからという理由だけで、花以外の戦略を存外にする企業は必ず滅びる。
他産業への呼びかけとマッチングに努力することが、必然的に花という商材が新たな
マーケットを駆け巡る。これがパイ拡大という定義ではないだろうか。
もう、業界内にはパイの拡大は望めないという認識の上に立ち、
そのためにもインターネットをツールとしてフル活用できる人材を花業界は
求めなければならない時に来ているのではないだろうか。



資料
2003年度のBtoBは77兆円で前年より67%増、またBtoCは4兆4千億円で
67%増ということが経済産業省電子商取引推進協議会より発表された。



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