アイルランドとの教育政策は、ベトナム経済に好影響

2020年11月10日

ベトナムとアイルランドの教育連携協定は、ベトナムの教育制度の質を大きく向上させ、ベトナム経済に好影響を及ぼすでしょう、と、人材開発会社Capstone Vietnamの最高責任者、 マーク・アシュウィル氏は述べています。
ファム・ビン・ミン副首相兼外務大臣(右)は、11月24日にハノイで教育・技術大臣のリチャード・ブルートン氏を迎えました。
広く読まれ、国際教育業界に関するビジネスインテリジェンス−11月末に開かれたアジア欧州会合(ASEM)の際に、ファム・ビン・ミン副首相とアイルランドの教育・技術大臣、リチャード・ブルートン氏によって署名された、578,000 EURの同意書に関し、アシュウィル氏にインタビューを行いました。
アシュウィル氏が述べるように、アイルランドの大学は科学技術と応用研究が強みです。ベトナム経済の発展と多様化が進む中、両研究はベトナムでとても需要が高い分野です。
「多くの点で、アイルランドの経済はベトナムにとって素晴らしい模範となっています。ベトナム政府は、中所得国の罠を脱却するために、学術的、職業的な教育を含む、中等後教育の制度の質を改善する必要があると認知しています。」
アシュウィル氏はまた、アイルランド政府と高等教育機関がより多くのベトナム人学生を迎え入れたいと願っているため、この協定はアイルランドにとって有意義なものであると述べています。
アシュウィル氏は「効率的かつ長期的な雇用計画を見つける事ができれば、未開拓の可能性が沢山あります。」と強調し、「移民排斥・反対主義がはびこる国とは違い、アイルランドの特定の分野では大学卒業後の素晴らしい雇用機会が沢山あり、ベトナム人学生にとっては魅力的なはずです。」と述べました。
以前、アジア欧州会合でレポーターに話をした際、ブルートン氏はアイルランドの学生がベトナムと韓国の高等機関で学び、両国の機関とのパートナーシップを開拓・強めることを望んでいると述べていました。